夜河のほとり
夜恋

耳元に
汽笛がなにか告げている

窓には
楽団の景色や音色が
時折やってきて
後方へと過ぎてゆく

傍らの隣人が唄い

足元を
夜の水が辺りを
青く燃やしていた

楽しい音はなくなる頃

紅い花に埋め尽くすされ
風の旅に河を装う
閃光の流れ

、そろそろ
起きないと


自由詩 夜河のほとり Copyright 夜恋 2008-08-16 16:08:19
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