at the lab
ピート
友達はみんな
僕が傷付き倒れても
先へ行ってしまうだろうね
振り返ることなく
ただの一度も
僕の呼吸が止まる直前まで
奴らは笑っていたよ
僕の呼吸が止まって
奴らは焦っていたよ
自分の身を守れるかどうか
心無き罪悪を制する者など
ここにはいない
それはもはや
罪悪でさえなかった
小学校の学級会を思い出す
一体どんな意味があったんだろう
偽善の教育か
謝罪の訓練か
僕は気付いてしまったんだ
そこに光など無く
ただ義務という名の下に
行われていた儀礼であったと
やがて子供たちの背は伸びて
愛の無い優しさを安売りし
心の無い強さを衝動買いすることだろう
「成長」なんて言葉は大嫌いだ
ああ「成長」なんて言葉はクソッタレだ