そんな詩
或本仲一朗

BLACK JACKの様にアウトサイダーに生きたい
かと言って王道を打ち負かすような力はない
Ubuなあの子や裏Aliceで自慰行為に耽って
頼みのはずの君には触れることさえ出来ずに
一人ぼっちそれなりに暇は潰せているはず
バタークッキーチップスアホーイ減って
コーヒー缶丸め込んだちり紙増えて

そんな事より大切な事があるはず
そんなものより大切なものがあるはず

他のやつもそれなりに違う方へ吐き出してる
価値観もまたそれぞれですれ違う事すらない
無駄に誰かとJoyで朝になるまでだべっていたい
でもやっぱり互いに通じる事もなく
朝が来て中断するだろう
自分を否定し始めたら限りなく鬱に近づく
相手は否定できない
けど理解不能肯定不可能消滅

そんな事より大切な事があるだろ
そんなものより大切なものがあるだろ

あぁどうしてこっちの事を好きになれないんだろう
あぁどうしてこっちの方に突っ走らないの?
何故、好きな事に自分独りで没頭できないのだろう
誰かを待っても誰もこない
誰も解り得ない
それなのに
あぁそれなのに今日も弱い俺は誰かを待ってる
待ってる
後ろの陰を追える誰かを待ってる

この世から逃げるよりも
この現実から逃げる方がマシ
現実に見える現在は実際ではない
現在を否定してやろう
そして現実を生き延びてやろう
俺が正解だ
他人を持って証明する
そして今を生きる


自由詩 そんな詩 Copyright 或本仲一朗 2004-07-06 01:48:25
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