夜の光の破片
蝶澤

蝋燭の火だって簡単に消えます



少し前見た景色も、こんな色をしていたかな
真っ暗な街に起きてしまったのは、どうしてだったかな
貴方の無臭さを考えてみる
作り物のような指で別の肌を触るのね

少しずつの共通点と
私が贈った眼差しと
頂いた憎い優しさと
突然の冷酷さと
解明出来ない文章

それでもまだ繋ぐ現実

心が読めないのはお互い様
どうか幸せになってね

美味しい夢をご馳走様でした


自由詩 夜の光の破片 Copyright 蝶澤 2008-03-06 22:43:36
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