舞葉・遊葉
唐草フウ



風のかがやきとセピアを追いかけるようにくるるるらせんを描く

あっ銀杏仲良く囁きあってるねあれは秋の置き土産なの


後にも元にも戻れない路上のニュースペイパーサクサク言って



もしかしたら星になりたかったのいいえわたしは季節に帰るの

あのお日様沈んで闇の中へ一片の曇りもなく佇む



ばいばいありがとそしてさよなら来年にはこんにちはを唄うよ


転がって叩き付けられそれでも見守るあなたをいつか忘れる



ワルツをおどりましょう一瞬の風すべて任せてこいびとの夢




短歌 舞葉・遊葉 Copyright 唐草フウ 2007-12-25 12:44:41
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