白昼夢
狩心

君があまりにも
ジャングルだった、ので、
落としてきてしまった 、だれか 、 たす け て
は り つ く こ お り の う ず に 皮 膚 が 、 誰の物か_
 覚醒遺伝子 時計の針に
 あーあーあー が張り付く あーあーあーしてる・? だれかが 恋人
に、なってくれるはずだった 詐欺師
の中で、 漫画になれるはずだった コショウを、 買い忘れてしまった
  ミミズとケムシ 歯ブラシ まぶたがとじる だって 朝だもの。
  まぶたがとじる 踊るもの もどすもの 挟むもの。 指 、 タンスに
ぜんりつせんからのけいほう。 警笛! ランプ、 アルコールランプ、ランプシェーーーーーーーーード ポセイドン、 ぼくに海をくれ 尻尾が生えた 羽ばたく太陽を 便所の中で見つけたい
 ジェスチャー、 するたびに背骨 圧し折りたい 音と痛み ね?
ランプシェエイドに真っ赤なパーティ だれの 、 あ し が る ぶ た い ?
  ケツが宙を舞った
          ひ
          と
          り
          に
          ・
          し
          な
          い
          で
          ・
          ・
          オケツ星人 デベロッパー! 海砂利水魚
          ぴよぴよ泳ぎたい 市民プール
          ぷよぷよしたい カンガルーのお腹で
          ぼく。柱に。寄り掛かっている。今。呼吸は。根元からの地球。からの
上昇。気流に乗って。狂う。人影を引き裂いて。くるっくー。メンソレータムは野球拳だった。
くるっくー。カーブミラーに。跪いた老人。おばけ。車に乗った。きっと。ぼく。と、一緒に
帰ろう。
    だいぶだいぶ、海の底・ とろ け  て
    
    時間が。アキレス腱固めを受けている。
    時間が。水平チョップに涙を流す。
    くちょくちょの折り紙で鶴を折ってやる。そんで。それを。届けてやる。
    病院のお母さんに。届けてやる。鶴を殺して。折り紙開くと書いてある。
    白い空間にいっぱい。ぼくの息を込めて。書いてある。
    マザーふぁッカー!マザーふぁッカー!マザーふぁッカー!
    それが詩になる。お母さんの死のきっかけになる、追っかけになる、
    泣き過ぎて、シャドウが笑う
    それが詩になる。

歯がガタガタで 何も食べれません!
交通渋滞で 何処へも行けません! 常に。 二重瞼は一重瞼になろうとしている。
         
          バケツの中で
          
夕陽の丘が たゆたう 晴れで 真っ逆様
コウモリ傘に レインコート 立つ 少女は燃える 燃焼 燃焼 燃焼! 若さに
燃焼! 溢れ出る液体  男の子がひとりにする わたしを 虐めて喜ぶ
それが詩になる。
オヤジがタクシーに乗って 歌を歌う
それは詩にならない。 タイヤで潰されたバッタが
           乾燥したら

           詩になる。


自由詩 白昼夢 Copyright 狩心 2007-12-13 08:20:58
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