新しい自分がそこにある
ぽえむ君

苦しいとき
なぜか
いつも上り坂があった
何でこんなときにと
腹が立ったけれど
その坂を上らなければ
目的の場所には行けないので
上るしかなかった

上り始めると
思っていたよりは苦しくなく
坂の半分くらいまでは
平らな道と変わりない

さすがにその後は
苦しいけれど
ほんの少しの我慢だけ

上り終わって振り返る
自分の抱えている問題を
克服したみたいで
どこかすがすがしい

新しい自分がそこにある


自由詩 新しい自分がそこにある Copyright ぽえむ君 2007-06-10 07:20:36
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