j'ai envie de toi
まりも
そんなこといくら思っても 口には出せないから
あなたの横顔を覗き込みながら、願う
あたしの胸に顔をうずめてすやすや寝息を立てるあなたを
いつから当たり前のように見つめられるようになったのだろう
どうしてだか、あなたより先には寝付けないのだ
二の腕の絶妙な柔らかさや高さは
あたしの頭蓋骨にしっくりなじむのに
どうしたらもっと近くで
安心を手に入れられるだろう
あたしの心も、体も
あなたを求めてやまないのに
満たされてるはずなのに
傲慢で贅沢なあたしの心には
いつも塊のような不安が存在していて
こう、うまく伝わらないたびに疼く
どうしてだかうまく噛み合わない
j'ai envie de toi
自由詩
j'ai envie de toi
Copyright
まりも
2007-06-10 00:00:23