天日/リリー
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 平瀬たかのり 
- 花野誉 
- atsuchan69 
- そらの珊瑚 
謎めいている「わたし」
四連でそれがぼんやりと明かされ
待ち人がいないバス停が立っているのが
「白昼の星空」
とても深い余韻が残リました
- 月乃 猫 
-  
- こしごえ 
- ジム・プリマス 
昼過ぎの風景を見事にきりとりましたね。お見事。
- 松岡宮 
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- 菊西 夕座
>夕飯の支度を始めるキッチンテーブルの
>クリスタルタンブラーには
>沈みきらぬ夜の空洞を燈してくれる
>桃色白詰草
ありふれた家庭の夕食を前にしたキッチンテーブルに白詰草が飾られているだけなのでしょうけれど、家事と買い物に追われた疲労感を肩から荷を下ろすようにしていったん道端においてから、夕陽を拝んで帰ってきという一種の儀式を済ましてからみた場合、「沈みきらぬ夜の空洞を燈してくれる」というマジックが切実かつ素直な現象として立ち上がるために、たいへん際立って見えます。まるでクリスタルタンブラーから星空の一切が照り輝いているかのような印象を受けます。しかもそれはギラギラとしたまぶしい輝きではなく、こころを穏やかに静めてくれる空洞としての燈しであり、星々でうめつくされた大きな森のような森閑としたさまを想像させます。

おそらくこのささやかな夕餉は、もはや昼のうだるような暑さからも、洗濯物を干すというわずらわしさからも、重い買い物袋をもって坂道をのぼるという重労働からも解放されて、ストレスのようにたまってしまった余計な感情も夕陽にすっかり溶かしてきてしまったがゆえに、ちょうどクリスタルタンブラーのように空っぽの澄み切った透明状態で堪能できる幸福なひとときなのでしょうね。

しかし、それがまた朝になると、待ち人のいないバス停を白昼の星空に眺めるという寂しい状態に陥ってしまう。この夢みがちな孤独感が夜のマジックを一層切実かつ不燃の灯としてしまうところに、強い魅力を感じました。

---2025/07/13 14:43追記---

ポイントなしにしてしまいしたが、ポイントもありでお願いします。
 
作者より:
 平瀬たかのり さんへ

 花野誉 さんへ

 atsuchan69 さんへ

 読んでいただきましてどうもありがとうございます!^^

 そらの珊瑚 さんへ

 読んでいただきまして、ご感想のコメントもくださり嬉しいです!(*^^*)
 どうもありがとうございます。
 申し訳ございません!第二連目の冒頭の二行を入れ替えました。m(_ _)m
 「わたし」は、最初は人間なんですけれど。繰り返される日常生活で、
 太陽を仰ぐ夏木に這う小さな毛虫?か何かのように、淡い希望を抱いている……。
 書き手からすると作品が全体的に、ぼやっとした仕上がりになってしまいました。


 月乃 猫 さんへ

 読んでいただきましてどうもありがとうございます!
 
---2025/07/13 12:42追記---

---2025/07/14 08:39追記---
 
 海 さんへ

 こしごえ さんへ

 松岡宮 さんへ

 読んでいただきましてどうもありがとうございます!^^

 ジム・プリマス さんへ
 
 読んでいただいてお褒めのお言葉までくださり嬉しいです。
 どうもありがとうございます!

 菊西 夕座 さんへ

 こんなに丁寧に読みこんでいただき、ご感想の長評と
 このたびはポイントまでくださり感謝致します。m(_ _)m
 どうもありがとうございます!


 

訂正履歴:
少し改稿しました。25-7-13 6:52

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