ホロウ/ただのみきや
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- イナエ 
- アラガイs 

フォローでしょうかね。まったく野暮な質問でしょうが、置かれた背景に意味を感じないので、逆にその構想の背景にある意を訊いてみたい心境になります。
- 由木名緒美 
- 梅昆布茶 
- 鳴神夭花 
- kaz. 
- レタス 
- ガト 
- ヒヤシンス 
- 村乃枯草 
- うわの空。 
- レモン 
 
作者より:
 読んでいただきありがとうございました。

 イナエさん、ポイントありがとうございました。

 アラガイさん、ポイントとコメントありがとうございました。
 「フォロー」(follow)ではなく、「ホロウ」(hollow)です。
 ものの中身が空洞、あるいは空虚という意味です。
 ちなみにアコースティックギターのようなものを「ホロウボディー」といい
 エレキギターのようなものは「ソリットボディー」といいます。
 もともと表題は「うつろ」でしたが、検索してみるとすでにフォーラムでは
 同じタイトルが5編もアップされていたので「ホロウ」に変更しました。
 
 ここのところ詩を書くために詩を書いています。
 (なにかの出来事があったからでも言いたいことがことがあるからでもなく)
 それで何気ないひとつの言葉から始めたり、イメージから始めたりします。
 この詩の最初は「悲しみがくすぐられる」という言葉と
 「靴が片方だけ道端に落ちている」というイメージから始まりました。
 小雨が降り始めていました。雨が不規則に様々なものを鳴らしている中で
 言葉の連なりを考えていました。イメージを理性が追いまたイメージがかぶさるように
 意味を孕み始めるのは15行目の辺りでしょうか。
 その前の「娘の小指ほども細い蛇……」がターニングになりました。
 (後から気がつきましたが)一行目の「……男のような靴」という比喩は本当は
 「落ちている靴のようなからっぽな男」であり「娘の小指ほども細い蛇」という比喩
 は「蛇のように絡んだ娘の小指」に化けてゆきます。
 男は音が狂ったギター(三味線でもいいのですが)であり、何とか合わせようと
 (自分の受容できる音へ)調弦してしきれずに全ての弦を切ってしまう女
 男はそこに残っていますが、弦のないホロウでしかない。
 というまあ何とも暗い詩です。きっと暗くて悲しい詩が好きなんでしょうね。

 有希穂さん、ポイントありがとうございました。

 梅昆布茶さん、ポイントありがとうございました。

 鳴神夭花さん、ポイントありがとうございました。

 kaz.さん、ポイントありがとうございました。

 石村 勝利さん、ポイントとコメントありがとうございました。
 励みにします。

 レタスさん、ポイントありがとうございました。
 
---2016/06/09 22:04追記---

 ガトさん、ポイントありがとうございました。

 ヒヤシンスさん、ポイントありがとうございました。

---2016/06/10 22:29追記---

 村乃枯草さん、ポイントありがとうございました。

---2016/06/11 22:53追記---

 うわの空。さんポイントありがとうございました。

---2016/06/14 22:49追記---

 レモンさん、ポイントありがとうございました。

---2016/06/23 22:23追記---

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