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きるからころから
きるからころころ
キラキラした音が耳の夜に
温かい雨のように
降りしきってくるのを幾らでも 溢れるまで
宝石箱にしまおう
こぎん糸を 祖母とほどいて巻きなおした ....
ふわふわ
ふわわん ふわりんりん あはは
くすぐったいよう-
夏の温度がさがって ほら
クッキリした青い夏のうしろ姿は 日焼けした子たちの笑い声
あの眩しい光にあたりながら歩いたんだね走 ....
雪のふりつもる音を
私の耳はとらえているのだろうか
青い夕暮れに白い雪ぱらぱらふるふるもっとふれふれ
夜 雪は少しの光を乱反射してほのかに明るく
しずかに しずかになっていくけれど
....
あなたはわたしのなかにいる
あなたの肌にはその日になると
青や緑の痣が浮かぶのだと
教えてくれた
うごかない左腕で
必死に笑ってた
じっと見つめるとちからのぬけた顔になった
それ ....
うえの部屋の犬はたぶんパグで
飼い主は
水商売の女の人じゃないかな
このごろ寒くなってきて
女の人仕事にいかなくなってきた
誰かと電話をしたら
いつも怒鳴りあいになり
さいご泣いてい ....