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「僕はナルシス。自分の美に溺れ、禁断の愛で肺を満たす。」
僕はナルシス。
少女の僕に夢中。
水面に映る姿に口吻。
細く長い腕を愛撫。
目と目を見合わせる。
もっと深い所へ……。
....
降り注ぐ雨の中、君に夢中……。
広大な砂漠の中、
君の涙を飲み干した。
僕等は星の旅人、
瓦礫の中水を求め彷徨う。
世界が儚く輝いたとしても、
君の為、生きてきたと、
目を閉じれ ....
ジーン、生まれた事が犯した罪ならば、
ジザベル、今直ぐに僕を犯して欲しい。
僕等が同じ性で無ければ……。
僕等が兄弟で無ければ……。
僕の拳の臭いさえ愛おしく感じて。
赤く染まる君の頬を ....
おはよう。アインシュタイン。
貴方が恐れていた通りの終わりが今、やってくるよ。
良い朝さ。きっと良い日になるよ。
僕等は神の体内に巣食ったウイルスだったのかも知れない。
自然を使う事を覚え ....
星が涙を零す夜。
僕等は知ってしまう、全ての後悔と絶望。
そして、全てを手放してしまう。
思い出を、トランクに詰めて。
星が楕円を描く夜。
僕等はまた過ちを繰り返す、全ての後悔と絶望。
....
握り締めた白い手が、少しだけ温まる。
僕は眠る事無く、君を見守り続ける。
そして、愛していると呟く。
その言葉は誰にも聴かれる事は無い。
古ぼけた時計が、塵を掃き出す。
僕は大量の薬を飲 ....