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セロファンに透かした景色を不思議と笑う
揺れてるブランコの向こうから
「ここまでおいで」
赤いボールそのままにして
追われる流れに溶け込めば
いつものよう ....
海綿状の景色のなかを落ちていく錯覚
あなたと手を繋ぐ夢をみた
幸せな気分で目が覚めたけど
逆夢だと思い至ると
泣きたいような
笑いたいような
(青空だという事に気がつく朝に)
....
「あなたが居なけりゃ楽なのに」
何度思っただろう
疎ましくてたまらない
考えると腹が立ってくる
が
こんな事書いても
....
彼女の頭の上には小さな水溜りがあって
そこには綺麗な魚が棲んでいる
僕の額には小さな木が生えていて
その枝に、時々、小鳥が止まったりする
とかな ....