お布団の中、あと一分、、三分、、、

起きた後の喧騒と引き替えにしたってかまいやしない

冬のまどろみは 快楽だ



 
公園の駐車場に
もう長いこと車が放置されている
違反切符と張り紙だらけ
ミラーはとっくに割られている
今では雪に埋もれてかまくらだ
出はいりできない時間がそこにある

ワックスを効かせた ....
草原の星を生意気な猫がいく
でこぼこを気にしないから
大事なものはポロポロとこぼしていた

君の横顔はいつでもすごく正しいから
遠い国の光に照らされると
今まで歩いてきた道がほんとうにバカ ....
蓮の花天を指したる羅針盤 捨て猫のダンボールの前を不要ペット回収車が通り過ぎた 笑顔描かれた靴で蹴られている 柔らかい 布団の中で 夢を見る 起きたくないな いい夢だ 床の上で夜中に何時間もノートに何かを書いてました
それは小説と言ってもいいのかもしれないですが
とても人には見せられない 滅茶苦茶な小説でした

一日の睡眠時間は2時間で 夜中に滅茶苦茶な小説 ....
パセリってなんであんなに残すひとが
多いんでっしゃろな
れっきとした野菜でっし栄養だって
野菜のなかでもトップクラスなんでっせ

嫌いでっか
飾りもんと勘違いしてはりまへんか
もしかして ....
 
見えている未来に うんざりし

見えない未来に 不安を覚える

どちらも本当ではないのにね



 
もういいや すっきりしたから また今度 嘘つきは 針を千本 飲ませるぞ
本当は そんな勇気も 無いけれど
ずっと居たのよ
気付かなかったでしょう
あたしはここにいるのよ

あなたがあなたのやり方で生きるのならば
伸ばした手にあたしはキスしてあげるよ
再び太陽が照るときに
あたしはここにいなく ....
天井を見ている
小さな丸い大きな目を開けて
右手は暗号を司る 特徴のある握り拳
海ぶどうのハーモニカのような 足の指
口は ホーホーと開いている

天井を見ている
見渡せる限り 見ている ....
会社まで歩く毎日心身と靴の踵がすり減っていく ちゅんとしか
啼けないでなく
ちゅんとしか
啼かない

くちばしの
下にある
君の発音器官が
そう決めたから

多くの言葉を持つ人は
たくさんの選択肢を持つけれど
ほんとうに伝 ....
こみ上げた想い大きく送辞読む    怒鳴りだしたい
   衝動を
   奥歯で噛みつぶす

   瞼の裏に溜まった
   悔しさを
   ギリギリの精神力で
   持ち堪えている

   溢れそうな感情を
   ....
私の スカルは 玻璃(はり)の うつわ
スキルは からっぽ なにもないわ
I am a ボーンヘッド頭が固いって言われてる 
けど いつかきっと はじけるのよ
石頭なりに 夢見ているの 

 ....
ただしい孤独は
凛として涼やかな音色であった

愛しい憂鬱は
窓辺に花をさして髪を梳かす

美しい季節は
褒めそやされて散る花びら達で
そこそこ保たれるものだ

どうしようもない時 ....
団地の狭い庭に桃を植えて
安くて新鮮な桃を食べようなどと
欲を張ったのだが
日当たりは良くないので
おいしい実がなったかどうか
それも分からないまま…

たっぷりの肥料と 
水やりをし ....
ああ神よ どうか
四十五パーセントくらいの誤解をお与えください
少なくても三十五 三十は行き過ぎです
勝手な想像と思い込みで
悩んだり喜んだり
怒ったり主張したり
素敵な誤解を捧げあって
 ....
慈愛の糸でできた繭のような部屋は、安心だ。
管制塔のように 耳の中の音を分析する。


母の補聴器の購入のために 街にでた
街は祭り日。
耳の不自由な母と 私の世界は どれだけちがうのか
 ....
あの信号が変わる前に渡れたら
きっと うまくいく

ありふれた願を懸けた



決して走ってはならない

ありふれたルールを課した



早歩きがどんどん早くなる

早歩 ....
父の手をさする

硬く曲がったままの指を
一本ずつひろげ
滞ったものが
少しずつ流れていくように
強張ったものが
僅かにほぐれていくように

節くれだった
頑丈な父の手

鍬を ....
一片の未練もなく
人を切ることができるなら
こんな憂鬱な雨の中だって
やすやすと泳いで渡っていけそうだ

あなたは繊細だから、と
人にいわれた
それは褒め言葉ではなく
弱い人間だと露呈 ....
 上手く折れない
 紙飛行機が
 放り込んだ屑籠の
 縁から顔を覗かせている

 拾い上げて
 半開きの窓に向けて
 今一度、飛ばしてみるが

 盲の鳥のように
 あさっての方向へ ....
なあ、うさぎ
おれが罪を犯したら
おれの愛したものたちも
みんな
燃やされゆくのかな

なあ、うさぎ
あいつの作った歌は
もうショップには並ばない
おれはあいつを知らないし
だが
 ....
答えを先送りしているのは僕のためだ 
だって今この瞬間が君と僕との時間の最期じゃないから 
一秒先 
一日経ち 
一か月が過ぎ 
一年後 
君と僕の答えがわかる 
だから今が一秒先へと動 ....
それは中毒性がありますといわれればきりがないし
さいしょから栓を抜いてしまえばいいだけの
それだけのことだったけど
すうねん前から君もわたしも
もの哀しい空気で肺をいっぱいにするのが
習 ....
Neutralさんのおすすめリスト(341)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まどろみ- 殿上 童自由詩20*15-1-26
放置車両- ただのみ ...自由詩16*15-1-24
すすめチャリオット- カマキリ自由詩314-8-25
蓮の花天を指したる羅針盤- 北大路京 ...俳句414-8-25
捨て猫のダンボールの前を不要ペット回収車が通り過ぎた- 北大路京 ...自由詩314-8-24
笑顔描かれた靴で蹴られている- 北大路京 ...自由詩914-8-22
幸せな時間- 陽向短歌3*14-8-13
わがままノート- 陽向自由詩17*14-8-10
それって_あきまへんで- HAL自由詩15*14-7-26
未来- 殿上 童自由詩25*14-7-13
そろそろ眠いや- baby bird川柳214-7-13
うそつき- baby bird川柳214-7-13
あたしはここにいる- 澤田とも ...自由詩314-7-8
天井とお空- 朝焼彩茜 ...自由詩18*14-6-24
会社まで歩く毎日心身と靴の踵がすり減っていく- 北大路京 ...短歌214-6-23
はずれくじひいたみたいなすかすかのオレンジを憎んでみたりする ...- そらの珊 ...自由詩20+14-6-23
こみ上げた想い大きく送辞読む- 北大路京 ...俳句114-6-21
【_表面張力_】- 泡沫恋歌自由詩17*14-6-20
セモリナ_フラワー- るるりら自由詩15*14-6-19
ただしい孤独について- 梅昆布茶自由詩2014-6-19
夢を食う- イナエ自由詩18*14-6-19
イノルフリ- ただのみ ...自由詩24*14-6-18
透ける_風嘯_(すけるとん_ほいっする)_- るるりら自由詩16*14-6-18
早歩き- ichirou自由詩17*14-6-18
父の手- Lucy自由詩21*14-6-17
【_愁雨_】- 泡沫恋歌自由詩19*14-6-17
飛べない翼- まーつん自由詩23*14-5-22
うさぎライト- umineko自由詩20*14-5-22
答え- 文字綴り ...自由詩2*14-5-21
なんてつまらないんだろう- ざらざら ...自由詩1014-3-28

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