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ひとかき
ひとけり
その分だけ進む

ひとかき
ひとけり
私の力の分だけ進む

ひとかき
ひとけり
私が今出せる力の分だけ進む
それ以上でも
それ以下でもなく

しなやかで ....
社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者  
信じなくていい

涙で帳のおりた夜

そんな夜は、信じなくていい



 
笑っていいともから電話がかかってくる人になりたい


小学生のときから どこかで少しだけ そう思って生きてきた




それが完全にかなわない夢に あと半年でなってくれる


 ....
定価千八百円のはずの詩集が
アマゾンで一円で売られていた

0円では商品として流通されないだろうから
一円にしたまでのことなのか

紙代にも
印刷代にも
ならないはずの
アルミ二ュウ ....
社畜になれる子らを羨ましく見ている 地階の
寡黙な土踏まずから
4階の
華やかな脾臓まで
動脈としてのエレベーターは
人と花束と高揚を
送り届けた

6階の
冷徹な口角から
1階の
大らかなアキレス腱まで
静 ....
歩くたび、足元に広がる波紋。

広がった波紋は波となり

遠い過去へ、遠い未来へと

とめどなく広がっていく。

立ち止まり、その波紋を止めようと

必死に地団太を踏むも

新 ....
 見たくもないものが
 見えてしまう時
 人は、目を閉ざす

 そうして
 彼等は裸となり
 波打ち際に寝転がり
 片耳を、砂に押し付けて

 波の轟きに
 聞き入っている

 ....
雨が降っていたので そのように感じました
空と自然の営みの 湿と陰と灰の しぶみ
晴れは いつもいつも 迎えに来る 至福を吹く 生きの道

全うを急がない 備えの遺書の目次の下書きの浮き絵
 ....
遥かな星の光に導かれたいと思った
滴を飲み干すようにそのいのちを汲み取りたかった

それがたとえつかの間の足元を照らさなくとも
静かに己の無知をおしえてくれるなら
僕は本当の光に従いたいとお ....
せっかちな夜に飛び込んだ
角砂糖みたいにすぐに溶け
ミルクのように白い肌がねじれて

翌朝は秋の冷え込み
汚れたカップが残された
私はずっと犬が飼いたかったのだけれど
今でも犬の散歩などをみると
羨望の眼差しで見てしまうのだけれど
いつも家には猫が居た

だいたい野良猫がそのまま居ついて
或る日ふといなくなったり
 ....
まだ未熟な羽をもつ
小鳥が
高く 
遠くに
羽ばたくことを求め
嵐の日に
強風に乗って飛び立つ事を
選んだように
君は
わざわざ試練の時に
身を捥ぎ離すようにして
 ....
フック船長のフックの部分で痒いところ掻いている サラサラと嘲りながら
指の隙間から
零れ落ちていったのは
砂で出来ているのを
忘れかけていた
いくつもの季節と朝焼け

パタパタと蔑みながら
手のひらから
飛び立っていったのは
 ....
      夏をたたむ
      両手でしわをのばし
      ていねいに
      色濃い影をおとした夏も
      洗濯され、たたまれると
      頼りないほど薄っぺらだ
 ....
戸惑い 落ち着き 秋霖に身籠る

乳酸菌をひたすらに欲していた
カルボナーラとシチュウをクリーム類を欲していた

浜辺の神秘の窓を拭くように その波は眠気を誘っていた

 戸惑い 不思議 ....
弧を描く真昼の白い月
残月と呼ばれるのは
いつまで

楽になりたくて
あの女が手を掲げ
空に救いを求める時

見えない剃刀となり
その眼に飛び込んで
魂を切り裂いて欲しい

白 ....
嗚呼朱く赤く紅く
秋に明け暮れ飽くことなし
移ろうものこそ美しい
去りゆくからこそ愛おしい
不変の美は仮庵から
渡り鳥のように飛び去るのだ


文字の檻に閉じ込めるなら
ソレハヒトツ ....
 
雨にとけて流され残ったのは、ちぃっちゃい欠片

ウチがウチであるための、ちぃっちゃいちぃっちゃいウチ

たぶん、もう傘はいらん と思う



 
「耳にもお経書いた?」
『書いたよ。次は目玉ね。』
「目玉?!」
『目玉にも書かないと。』
「痛い痛い痛い」
欠伸と溜息ばかりの酸欠美人
憂鬱な一輪挿しに蒼い微笑
死語とエゴの齟齬で過ごす
午後の惨さ
相違ありませんか
花鳥風月と課長風下劣
おやめ下さいその菓子は
名刺の角で指を切り
 ....
 豊かさで生を飾りたて
 その終わりまで、しがみ付く
 爪を現世に突き立てて

 煌めく衣装を脱ぎ捨てれば
 露わになるのは、荒れ果てた魂

 電池のように使い切ったら
 死出の寝床に ....
 
雨は平等に降りしきる

あなたにも、わたしにも、

だけど、わたしには傘がない



 
   かなしさは夜のなかにある。



   体育の時間、ぼくはだれともペアをつくれ
  ずに、みんなが踊るフォークダンスを眺めて
  いた。それは濁った河を渡る水牛を眺めるの
 ....
そろそろ 準備はできた頃かな
心の準備なんて本当は要らない
君が時間をかけたいなら
合わすしかないから

 待っている
 待ち草臥れない音楽を流しながら 中秋の名月には準備できているよね
 ....
 
 
アパートに似た生き物が
背中を掻いている
古い窓を開ければ子供の声が聞こえ
秋の風も入るようになった

父が死に
母が死に
君は僕と同じ籍にいたくないと言った
もう昔みたい ....
空に大穴があいていて、そこから誰かがのぞいている
糸を垂らすなら
おまえもこっちにこいよ
なんとかしたい

ありがとう

なんとかしたい

ありがとう

なんとかしたい

なぜか

ありがとう

ありがとう!
Neutralさんの自由詩おすすめリスト(304)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとかき_ひとけり- 夏美かを ...自由詩34*13-10-28
社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者- 北大路京 ...自由詩613-10-28
信じなくていい- 殿上 童自由詩25*13-10-28
いいともだって- 八男(は ...自由詩513-10-27
一円- そらの珊 ...自由詩16*13-10-27
社畜になれる子らを羨ましく見ている- 北大路京 ...自由詩213-10-27
エレベーター- nonya自由詩28*13-10-26
波紋- 山川いち ...自由詩5*13-10-26
灰の雨- まーつん自由詩8*13-10-26
雨が降っていたので_そのように感じました- 朝焼彩茜 ...自由詩17*13-10-23
断章- 梅昆布茶自由詩2013-10-23
フレンチロースト- ただのみ ...自由詩18*13-10-23
猫のあたま- 灰泥軽茶自由詩2013-10-22
少年- Lucy自由詩16*13-10-19
フック船長のフックの部分で痒いところ掻いている- 北大路京 ...自由詩713-10-18
無力- nonya自由詩20*13-10-12
ながい夏- 石田とわ自由詩21*13-10-12
秋霖に身籠る- 朝焼彩茜 ...自由詩15*13-10-11
残月- 和田カマ ...自由詩6*13-10-9
邂逅- ただのみ ...自由詩25*13-10-8
たぶん- 殿上 童自由詩22*13-10-6
耳にもお経書いた?- 北大路京 ...自由詩713-10-5
officelady- ただのみ ...自由詩15*13-10-3
美しい死- まーつん自由詩10*13-10-1
- 殿上 童自由詩33*13-9-16
かなしさは夜のなかに- 草野春心自由詩20*13-9-13
月を止めた愛の次- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-9-11
電話- たもつ自由詩2313-9-9
大穴- 佐藤伊織自由詩413-9-5
叙事叙情- 短角牛自由詩113-9-5

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