すべてのおすすめ
丘の上には公園があり
たくさんの日曜日が植わっている
真っ白な小さな手が花のように開き
その上に我が物顔で日曜日が
乗っている
自転車を押して登らなければいけない
花梨がまだ実を手 ....
頸を傾げ
游ぐ白鳥の
鉤括弧を孵化させる


言葉を寄せれば頬が温もる。そうしていくつもの冬を乗り越えてきた。
正義と正義と欲はきっと同じ意味であり、他人のものであるとは到底言い難い。しか ....
    

    母




触れることが
ないのであれば
なくことはなかった


どんなに言葉を尽くしても
そこには夜があるばかりで
ひろわれるもの、ひろうもの
いず ....
剥がされたとしつきが 白鳥の羽のしたに風をよんだ
はらはらと ふり 白く つもる
昏い 目の中のひかり と よぎるスカートの白が
したたるほどの夜明けを ゆっくりと通過していく

 ....
さやかに聞いた
竹の花が咲くゆめを
みどりと土の色の混じる
薄暗いさなか
ちいさなとかげが
わたしのひふを すべる


魂が
つまっていたという
どうして うえつけ ....
ただのみきやさんのすいせいさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
同一テーマにおける3つの変奏「てがみ」- すいせい自由詩321-1-23
違語- すいせい自由詩420-9-27
鈴虫によせて_その2- すいせい自由詩320-9-24
ひまわりの途上- すいせい自由詩4*19-8-14
竹花- すいせい自由詩13*19-8-11

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する