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プラットホームの影が延びてく
人たちは皆幽霊みたい

電車の中は体温だらけ
みんないるのに安らかさもない

小さなころにわざと放した
人の心はさみしがりやで

窓に映った空は恋色
 ....
くるくるくるくるくる
踊ってやる
くるくるくるる
80になったって くるくるくるくるる

ぱくぱくぱくぱくぱく
食ってやる
ぱくぱくぱくく
80になったって ぱくぱくぱくぱくぱく

 ....
トウキョウ/ポエトリー/キャスケット/生まれる事なく/闇に帰った/数多の/詩(うた)たちを/この棺に/納めます/ここは/詩(うた)たちの/共同墓地/ポエトリー/セメタリー/極東の/この街の/地下深く/ .... うまれいずる君へ
もしくは、ほろびいく君へ
すべてがみえたとか
ウォール街で計算がうまくいって勝負に勝った
或いはマセチューセッツでしのいだ
顕微鏡でみえた、だとか
あたらしい細胞や組み合 ....
にび色の
繭玉

落ちて
割れて
光を放つ
背中

苦しくはない
賞賛を
浴び

悲しく飛ぶ
ための
長距離で見詰め合った
   あなたは 私をまだ知らなかった

日記のような手紙を書いた
   あなたは 深夜ラジオでメッセージをくれた

海辺の風に吹かれて目をつぶった
   あなたは  ....
いつもあのひとのことを考えているわけではないから
たまには大目に見てやってほしい

外は爽やかに水色の夏の朝
汗で酸っぱいTシャツを脱ぎ捨てて窓辺に立っても
田舎の農道に車一台通るでもなく
 ....
台風が来ると
海に行くバカ、は、私の男。

台風バカ。

荒れ狂う波に
飲み込まれて死んじゃっても知らないよ。

波に流されてしかも
テレビのニュースでも流れちゃって
私以外の ....
 
 
 
 
歩きながら印をつけて、この探検のタイトルは未定だ。バウンスしてクリップ、クリップ。スタートを風のように切ったぼくらなら、どうぞご自由で。つまりは丸い月をどうなぞるかとかそういう ....
四角四面なこのぼく。


どうぞ
その 皺の波間を

どうか
存分に転がしてやって
ください。

ならば まぁるく
やがて まぁるく。
うすぐもりの空が今日はこんなにも暖かい
白い日は照ることもなく
陰る事もなく
藪の中のぼんやりとした真昼のお葬式
赤らむ葉先のお灯明
風振るわせ ひぐらしの
胡弓の音がわたり
少女の ....
花壇のマリーゴールドは
みごとにおひさまの色
おひさまを
いっぱいに吸いこんで

ハナムグリのベッドは
おひさま色の花粉
ハナムグリのごちそうは
おひさま色の花粉

夜なんか知らな ....
突然
写メールを送りつけてきて
おれの誕生祝いに
夫婦ふたりで
温泉に行くのだという。

ちょっと待てよと
息子としては思う。

おれの祝いなのに
なんで
昭和元年と
大正十四 ....
私には顔がない
のぶちゃんはグルグル包帯の
ミイラ男みたいな顔持ってた たしか
と、思っている
水鏡にもお尻を向けられた
私 やっぱり顔がない
手鏡捨てた
三面鏡割った
別にいいや ....
僕がまだちっちゃい頃
大好きなばーちゃんに連れられ阿倍野橋

トコトコ後ろをついて歩いていくうちに
ばーちゃんはまるで違うおばさんに大変身!

追跡失敗 人違い
僕を呼ぶばーちゃんの声が ....
みこしまくり

聞こえてきた

中山道

夜店の前

すれ違った

白い着流し
会場に入った時に
オマエラ開場早々こんなにもこぞりやがってそんなに詩が好きかっ!
アフォかっと!
馬鹿かとっ!

涙が出そうだった。
7月7日 午前6時12分
 あなたの夢を見て 目が覚めた
 起きてしまったことを 悔やんでいたよ
 正夢になれば、なんて 祈ってみたりして

 朝の仕度は慌しくて それでもあなたに会えるなら ....
ツマは

ほんとうに

ここにいたかったのだろうか。
今日から自分をデブだと思うことにした
デブ・・・
そのうち人にも呼んでもらうつもりだが
まだちょっと気恥ずかしい

1.

デブ界に足を踏み入れる
赤ちゃんのような笑顔の石塚
うんち ....
ぼくは龍と二週間ほど同居したことがある
猫のフクちゃんが何かひらひらした
長さ30cmくらいの紐とじゃれて遊んでいた
それが龍だった

あまりに哀れに干からびていたんで
風呂場で水をかけた ....
マモルの呼吸は光る
 
 
学校のうさぎが死んだ日
マモルは自分の呼吸が時々
光の礫(つぶて)になるのを知った
 
 
マモルは決して泣かない子だった
 
 
おかあ ....
カエルノウタニ
タクトヲフレバ
カンテラユレル
ナイーブナヨル
週末に運ばれてくる
人参くん
牛乳くんに
ラーメンくんは
せまくて ぎゅうぎゅう
さむくて かちかち
みんな凍りつきそうだ
あいつもあの子も
たちまちあばよ

ぼくがスキマから
 ....
夜の手のひらに
背中を押されて
チラチラと散らばる
港の明かりを見下ろしに
いつもここへ来る


デパートの裏の階段にすわり
わたしたちは
寄り添ったり
ときどき 無口になったりし ....
108号室のスガワラさんは
ボンノーのかたまりのようなひとです。


っていっても子ボンノーですけど。


今日もまたカベごしに
「たかい、たかーい」
ってきこえてきます。
「たか ....
ここに来るまでずっと
つま先だけ
見ていた

たどりついたとき
誰かが待っていて
ほめてくれたりする
どこかはどこ

軒下に避難した朝顔も
こうべを垂れるので
昨夜から宿っていた ....
箱の中身はからっぽだ

いつの間にかからっぽになってた

いつから箱を持っていたのか

四角い形、色、におい、ずっとそばにある箱

何も入っていないこの箱は

箱のまま、ここにあり ....
渦巻かない日常

殺伐とした死体は
僕と愛人が初めて愛し合った川縁で
固まっている

僕たちの太股が不規則にぶつかり合っている間
僕たちの鼻が不規則に触れ合っている間
ソレは固まってい ....
出しても出しても
食べられてしまうヤギさんの手紙は
なんだか
少し切ない

初めに出したヤギさんは
本当はどんな気持ちなんだろうなあ
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