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おまえが元気で

嬉しくて淋しいです

おまえが愛されてて

悲しくてあったかい気持ちです

ありがとう


おまえもおれも気をつかいすぎて

相手をリラックスさせよおもて
 ....
いまは澱んだ青だけど

あの日も澱んだ青でした

三度書かれた僕の名前

書けばいいってもんじゃない

それを認めてしまったら

僕はバラバラになっただろう

母の手紙を破るしか

僕は僕を繋ぎとめる ....
今日も一日がんばった

今日も一日さみしかった

今日も一日さまよった

はやく疲れてしまいたい

はやく擦り切れてしまいたい

はやくかすれてしまいたいんだ


夕暮れが夜 ....
月が五月蝿い

夜が粗雑だ

音よ無くなれ

時間よ止まれ

車車車だらけ

光よ動くな

冬の関数どこ


頼むから独りにしてくれないか

独りのときくらい独りにし ....
ブラックホールとホワイトホールつこたら未来に行ける思うねん、

タイムマシンの開発を本気で考えている息子がそう言って目の前で紙を折りはじめた

紙折ったら、折ったとここんなふうに伸びるやろ、ブ ....
見えないものを舞台に見つめる

それは無念

それは苦渋

それは憎悪

それは諦念

おどろおどろしい明らかなる男たちの声楽

鼓を打つ音

動物のような男たちの吠え声

鎮魂とはこういうことだった ....
頭とか口でしか

ひとの話聞いてない

祈りながら

聞いている

こちらも気持ちいい

あちらも気持ちいい

あったかくてやさしくて


変わるものと変えるもの

 ....
少年の真摯

少女の勇気

中尾ミエのファドみたいな歌声

少年と少女の

不穏なノスタルジア

ユーロビートでしか吹き飛ばせない


遠い雷雲

強く吹き上げるビル風

暗鬱な影

めくり上げられる ....
酔いどれが

月の真下を歩いてら

線路沿い

ふらつきながら歩いてら

ぜつぼうの

冬の星座がぽつってら


かじかむ手指になみだが凍る

噴き出す鼻血がすぐに乾いた

これ以上もない孤独のなかで ....
それは彼らの所有物ではなかった

頭では納得できないが

気持ちでは納得できた

誰のせいだとか言うよりも

この国をどうしてゆくのか

そこが問題なのだろう

謝ると嘘になる ....
宇宙は在る

重力は在る

時間は在る

空間は在る

みんなみんな

在るところから説明されている

それは間違ってはいない

みんなみんな

そこからが大切なんだか ....
あめあがる

はるめいた2月のような

12月のあさだった

啓蟄がにおった

しっけたさむさが

いとなみを濃くさせている

異常気象もしぜんだよ

人工もしぜんだよ
 ....
雑木林に音符降る

腐葉土にリズム浸み

時間の奏でる音楽

人工もまた自然です


燃料棒が溶け落ちてしまって

コンクリートを65cm沈む

山肌のみどり色が抜けきって
 ....
ぴゅん ぴょぴょ ぴゅんぴゅん ぴょぴょ

美観地区の入り口の交差点が

信号がかわるたびにそう囀る

ぴゅん ぴょぴょ ぴゅんぴゅん ぴょぴょ

欠けたまま生きている

欠けてい ....
これからはひとりで考えなければならない

ぼくを癒すメルヘンを

ぼくはひとりで思いつかなければらない


惑星は3Dみたいに浮かんでいる

引力で引っ張りあったり

いろんな物理の法則が働いたりして ....
新幹線の車窓が

群青の夕景に支配されている

そこにはスーツ姿のぼくが

影のようだ

目線よりしたの建物たちが

ミニチュアのように見える

目線よりしたの建物を

勝 ....
宇宙からあなたの引っ越しを見つめた

それは1ミクロンにも満たない移動だった

この1ミクロンのために

あなたは新居をさがし手続きをし

引っ越し屋さんから段ボールをもらい詰め

 ....
とけてまっすぐチョコレート

重力まんまのチョコレート

匂いもひかりのことなんです

地球のうらがわ往復します

とけてせつないチョコレート


口をよごしてみたけれど

 ....
隣でだれかが死んでも

予定通りに旅は続いてゆく

人生は旅なのだ

人生はやはり旅なのか

悲しみに傷ついていいのは

たぶん旅びとの俺だけさ


あの時あなたのなかに入っ ....
気持ちいっぱいあるよ

ぜんぶ愛しい気持ちだよ

そうなりたかった気持ちだよ

そうなりたかった気持ちなんだよ


みんななんかのものまねしてる

気持ちかなんかもものまねしてる ....
声ききたなんのを

がまんしてる

がまんしてたら

いつか爆発してまう


夜空はベランダにある

煙草を吸ってみる

ウィスキーをなめてみる

傷ついてやるさ

 ....
あ、まんげつ。

ちょっとまんげつじゃないけどな。

かじったんかな。

なめたんやろ。

キャンディみたいに。

そんなメルヘンが聞こえた


いつ偶然出会っても

そ ....
いやなことを幾つも並べて離れるよりも

憧れの気持ちを受け入れて傷ついていたい

人間の幸福なんて百年も残らないのだから


信じてもらえなかった原因を考えるよりも

今日一日どう生きるかを考えていた ....
マンションの契約をした

布団と冷蔵庫があればいい

あとはゴミ袋があればいい

出張の夜さびしくならないように

どうせひとりなんだ

もっとひとりになっちまえばいい

よくゆく都市の勝手知ったる町 ....
気持ちを放る

それを避けられる

遮断される

それで気づけよということなのだろう

でも

放った気持ちは

どこへゆけばいいのだろう

放った相手の

コレクショ ....
目には目を、歯には歯を

復讐法として有名なこのハンムラビ法典の一節に

ぼくは異をとなえたい

この一節を

簡単に復讐法と言って片付けてしまっていいのだろうか

あなたのメルヘ ....
飛行機がまっぷたつに割れて

僕は死を確信せざるを得なかった

シートごと乗客が

つぎからつぎへと剥がれて空に消えてゆく

僕にはするべきことがあった

悲しいくらい真面目に当た ....
夜空のまえに宇宙です

茫漠がしんしんと降り積みます

オリオンか

雨か

分からぬほどに酔っています

あなたは黄いろが好きなのです


おばあさんのベッド

窓ガラ ....
3時間過ごしてしまった

音楽を聴いたりぼっーとしたり

おうちに帰ると屋根のうえに

オリオン、おまえならなんて言うだろう


悪ぶってみたけれど

おまえを放っておくオスなん ....
いのちまで取られやしない

いのちのお陰で好きでいられる

さあ来いよ

ぼくはあなたのライオンになる


淋しいのも悲しいのも平気

慣れてしまえばこんなもの

胸のしびれ ....
faikさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(61)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ありがとう- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-12-17
車窓- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-16
精神のカルテ- 吉岡ペペ ...自由詩6+11-12-15
冬の関数- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-14
経歴8年- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-12-13
屋島- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-12
器の法則- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-12-11
不穏なノスタルジア- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1+11-12-10
金網越しの月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-10
謝ると嘘になる- 吉岡ペペ ...自由詩3+11-12-7
そこから- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-7
冬あたたかい日- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1+11-12-3
いのち透明- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-12-1
ひとは白を正視しない- 吉岡ペペ ...自由詩7+11-11-28
ぼんぼんぼんと宇宙鳴る- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2+11-11-27
群青の夕景- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-11-27
光の世界- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-11-26
チョコレート- 吉岡ペペ ...自由詩411-11-25
旅をするひと- 吉岡ペペ ...自由詩611-11-23
気持ち- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-23
がらんとした部屋- 吉岡ペペ ...自由詩311-11-15
なめたんやろ。- 吉岡ペペ ...自由詩311-11-15
人間の幸福- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...11*11-11-15
ひとり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...611-11-14
宇宙のものまね- 吉岡ペペ ...自由詩1111-11-9
傷ついたメルヘン- 吉岡ペペ ...自由詩211-11-7
一生一緒- 吉岡ペペ ...自由詩311-11-6
お月さま- 吉岡ペペ ...自由詩611-11-5
オリオン- 吉岡ペペ ...自由詩811-11-5
胸のしびれ- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-4

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