すべてのおすすめ
小学で人の靴を隠した 中学で自分の机がなくなった
制服学ランじゃないからってなにもブレザー切らんでも
好きなアーティストのラジオ聴いてるだけでオタクとか
結構前から居まし ....
【電】
電流が流れるように始まって終わった恋に何も流れず
【町】
君が住む町をひとりで訪れて君に会わずに帰っていった
【奇跡】
奇跡とは二度も三度も起こらない だけど諦めきれない想い ....
わが妻の命令口調なメモ書きがそこら中でまぶしく光る
みどり児と束の間耽るE.T.のごつこ遊びは色鮮やかで
苦虫を噛み潰した顔の猫がゐてもうこんな家出ていくと云ふ
肩を抱く敗残兵の胸に棲むあの雲雀は屍になつた
冬の朝数学者の見た夢は水洗トイレの水とともに消える
気が付けばまたルーターの点滅を凝視している
人の意見を覆す度量がないばかりに口癖が「確かに」
言うほど気にしてないことを人に言われてがっつり凹む
どうしても言いたいほどの ....
八時九時十時になつても帰らない我が家の猫は時計を持たぬ
壊されたサドルに跨り坂下る秋晴れの下死相が出てゐる
カーテンの陰に隠れたゴブリンを一度見たと云ふのんきな妹
口の中飴転がしては運命の出会ひを望むチェルシーの男
また定期失くしてしまひドヤされる月光の下ウィスキー苦し
梨売りの声聞き取れず問ひかける「これは二十世紀ですか?」「ここは二十一世紀です」
開け放し砂漠のようなせまい部屋 砂糖の雰囲気を探してる
二人して抱き合うふりして寄り添って あつめたものはばらばらの穴
みとめよう 夏は終わってしまったし あなたをぜんぜん愛してなかった
溶けているアイスクリームの傍らで 吹けばとぶような恋をしていた
場所なんてかまわなかった 季節なんて名前なんてかまわなか ....
さすらいのまーつんさんの短歌おすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「気付いたら忘れてた傷跡」自由律十篇
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faik
短歌
3*
11-11-5
題詠blog2011_031-040
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北大路京 ...
短歌
13*
11-10-28
日常の1コマ
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冬野 凪
短歌
2*
11-10-24
家出
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冬野 凪
短歌
2*
11-10-21
冬の朝
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冬野 凪
短歌
1*
11-10-21
「遂には雨まで降り出したわけで」自由律十伍篇
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faik
短歌
6*
11-10-17
悩みごと
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冬野 凪
短歌
2*
11-10-15
妹とその彼氏
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冬野 凪
短歌
4*
11-10-14
失くしもの
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冬野 凪
短歌
1*
11-10-10
二十世紀
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冬野 凪
短歌
4*
11-10-9
ばらばらの穴
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はるな
短歌
3
11-9-18
かまわなかったけど
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はるな
短歌
6+
11-9-15