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青く開いた空の深みから
一つ また一つ
無言の頷きのように
頬に
建物に
大地に寄せられる
ふわりと白い口づけ

それは
氷柱のように尖らせて行く
生ぬるい毎日の中で肥大した妄想を ....
いつものように仕事をしていた
アパートの郵便受けに貼られた
よくある 空室 の文字をなぜか
一瞬  そら室 と読んでしまうと
ドアの向こう せまい間取りの境界が
ぼんやりしてきて 真っ青な空 ....
Seiaさんのただのみきやさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬に見つけられてしまうと- ただのみ ...自由詩18*12-12-1
そら室の啓示- ただのみ ...自由詩16*11-12-5

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