すべてのおすすめ
ビルの谷底では
夜が
空よりも少し
早く訪れるだろう
何冊かの読みかけの本の中から
数ページ角のすり切れた
ものだけを選び出し
それを
開こうかどうかと
迷ううちに
街灯の月が ....
こんな
二等辺三角形を
埋め込んだ
見たこともない
青が
備わる
午後の影を
見遣り
フレームだけの
都市には
ガラスの雲
が置いてあるので
立体ラジオの
気象予報士は
....
日差しに焼けた肌が
深夜の電光に溶けている
胡瓜は
フルーツだろうか
という議論を
今し方
あの白い壁の向こうに聞いた
そうだ
もう
夕焼けのときめきが
透明な鴇色のレイヤーに ....
アラガイsさんの塩崎みあきさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜を歩くという事
-
塩崎みあ ...
自由詩
11*
14-1-13
透明な構図
-
塩崎みあ ...
自由詩
4*
10-9-30
夏の温度
-
塩崎みあ ...
自由詩
5*
10-9-26
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する