すべてのおすすめ
腕に時計を巻き付けた事はありません
家が貧乏だったので腕時計買って貰えませんでしたから
その延長線上を歩いて来たら
大人になっていました
もしかしたら
成長するってそんなものじゃないかな
....
新型
新型
新型
新型
感染
感染
感染
感染
ウイルス感染
ウイルス感染
ウイルス感染
ウイルス感染
不安
不安
不安
不安
自分が感染してないか
....
私はずっと真似と振りを繰り返してきた
だから
私はずっと真似と振りを繰り返している
良い子供の真似を覚え
良い子供の振りをした
いつか
良い子供の真似に苦しみを感じ出すと
悪 ....
仕事が終わった
一日の勤めから解放された
極寒の夕暮れ
車で家へ帰る途中
無性にカップラーメンをすすりたくなって
コンビニに立ち寄った
そこでカップヌードル一つだけ買った
それか ....
定年を理由に整理解雇されてから失業者になった
無職という存在になってから
十ヶ月近く無為に過ごしてしまった
その間社会から必要とされない人間になってしまったという思いに苛まれた
月 ....
どうせ死ぬんだからさ
生きている間は楽しまなくちゃね
そんなの誰だって思うことだけどさ
現実は
この世の中楽しめる事より
楽しめない事の方が断然多くてさ
たとえば
セックスなんて ....
とても贅沢な我儘かもしれない
叶うなら
叶えてくれるなら
失った分の若さを取り返したい
だけどそれは
けして過去を取り戻したい訳じゃない
私は私の記憶のいたるところを
黒く塗り潰 ....
好きな人はいません
その分
嫌いな人はいません
誰からも愛されてなどいません
その分
誰も愛してません
他人に関心ありません
その分
無視されてます
人の前では笑いま ....
絵に才能も興味もなくて
だから日曜画家にはなれない
なので日曜は詩人になる
他に自分を表現する方法を持ってないので
休日は詩人になる
手先が不器用で
もの作りの才能も興味もないから ....
彼女の股間に棲む生き物
その名称を公に口にしてはいけないルール
文字にしてはならない決まり
誰が決めたか知らない
知らないけれど守らなくてはいけない
暗黙の了解を経て今ここにいたる
....
スカッとしない毎日に
いらっとする日々
ふらっと入った店で注文した拉麺
不味い
それでも勿体ないからすすってたら
グラッときた
が
地震は大したことなかった
よかった
ラッキー
そ ....
幸福を満載に積んだトラックも
ガタガタの悪路を走っていたら
荷台から落ちるよ
幸福は縛り付けておけないからさ
人は誰でもするよね
誰かと自分を比較したら
自分は幸せだって
でも
....
絵筆ではなく
言葉のペンでするスケッチ
現実からかけ離れた場所に椅子を置いて
そこに身を委ね
手には大学ノートではなく
スマホを持ってる
頭の中で思索を巡らしていたら
そこからみ ....
十代の終わりか二十代の始め頃
彼はその心の中にダイナマイトの束を隠し持っていたんだ
導火線が短くてさ
直ぐに爆発させてしまうのさ
そのせいか目付きが鋭くてさ
夜の繁華街を一人でぶらついて ....
ご存知ですか
最前線の戦場で便意をもよおしたら
どう対処したのかを
そんなの知るわけありません
私は戦後生まれで虫一匹さえ殺せません
そうですよね。私も貴方と同様で戦後生まれです ....
たしかに宇宙には星が星の数ほどあるんだろうな
太陽も月もこの地球も星にかわらないさ
なのに
地球をすっかり征服したと思い違いしている人類は
太陽も月もこの地球も
特別な存在にして例外にしてる ....
キリストの誕生日は十二月二十五日
ではないらしい
二十五日はあくまでキリストの誕生を祝う為の日で
誕生日ではないらしい
あくまで誕生日を祝う為の日
降誕祭と言うらしい
知らなかったな
....
KEIKOさんは恵子さんと書くのに
幼少の頃から
けして恵まれては来なかった
らしい
とは言っても
個人の情報の漏洩はゆるされない時代
具体的な記述は避けられているから
確かめられな ....
妻の嫁入り道具の箪笥の引き出しの奥には
昭和がひっそりと息をしていました
アルバムです
学生時代の集合写真
独身時代のスナップ写真
社員旅行の写真
私の知らない男性と二人で写っていた写 ....
小學校に上がるか上がらない頃でした
ある日の黄昏時
お須賀ばあちゃんは便所で倒れてしまいました
凄い音がしたので
孫の私が見に行くと
お須賀ばあちゃんは横倒しになっていて
小刻みに体が震え ....
五番街に家が欲しくなった
だけど
この国の五番街が何処にあるかを
私は知らない
五番街に棲みたくなった
ボロいアパートでもかまわない
愛しい人と二人だけで棲みたくなった
五番街へ ....
彼はアナログの世界に産まれた
自我に目覚めて初めて眠りから冷めた朝のこと
家のなかはがらんとして静まりかえっていた
人は誰もいなくて 気配さえ感じられなかった
まだ幼い彼は泣き出した
....
今ここにあることが
偶然の連鎖なのか
必然のなせる結果なのか
解らない
今朝も菜も刻み
鍋に水を張って
瓦斯の炎にのせた
沸騰したら
適量の味噌をいれる
味噌汁ができ ....
腕に時計したことがない
ダイナマイトの束、体に巻き付けたことがない
腕に時計をするなんて
それに等しいと思ってしまった
放課後の学校の屋上
飛んだことがない
放課後の黄昏は寂しすぎ ....
ザザザザザァ
心に降る雨はそんな風に哭いている
ザラザラに渇いてしまった
私の心だったから
恵みの雨
湿っていく
塗れていく
恥ずかしいくらい
ヒリヒリ痛んでいた
私の体 ....
口で言うほど幸福にこだわってないよ
とりあえず眼に見えるものしか欲しくないからさ
振り返ればけっこう酷い目に会ってきたな
いちいちそれを文字にしたらきりがないし
思い出したくはないし
....
ある朝
父親と母親にむかって
二十歳過ぎた上の娘が言ってきた
お父さんとお母さん
夜中にうるさいよ
うるさくて眠れないよ
気になって眠れないよ
年頃の娘がいるんだから
いい加減 ....
けして
ヨーイどん
からは始まらなかった
人生のコース
なのにどうして
競争しだすんだろうな
人間って生き物は
て言うか
何かと人と自分を比較して
差が開いていると
....
若くして世を去れなかった
若くして世を去りたかった
訳でもないけれど
明日の方角が解らなくなった
どうしても
明日の方角を知りたくなった
から
昨日を振り返ってみる
今日の私は途方 ....
恋心がヒラヒラと舞い降りてきたのだろう
その頃わたしは夢をみない文学少女だった
なんて可愛げのない十三歳
だったんだろう
素直に夢はみればいいじゃない
語ればいいじゃない
それ ....
アラガイsさんのこたきひろしさんおすすめリスト
(65)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
腕に時計を
-
こたきひ ...
自由詩
4
20-5-3
自分は感染しない自信
-
こたきひ ...
自由詩
2
20-3-3
連鎖
-
こたきひ ...
自由詩
3
20-2-24
カップラーメンをすすりたくなって
-
こたきひ ...
自由詩
2
20-2-22
ハローワークにて
-
こたきひ ...
自由詩
1
20-2-15
どうせ死ぬんだからさ
-
こたきひ ...
自由詩
2
20-2-14
贅沢な我儘
-
こたきひ ...
自由詩
1
20-2-13
好きな人はいません
-
こたきひ ...
自由詩
3
20-2-9
絵の才能はなくて
-
こたきひ ...
自由詩
1
20-2-8
詩にしてどうするの
-
こたきひ ...
自由詩
4
20-1-18
虚無と日常
-
こたきひ ...
自由詩
3
19-12-31
幸福を満載に積んだトラック
-
こたきひ ...
自由詩
8
19-12-24
抽象と具象、そして写生
-
こたきひ ...
自由詩
6
19-12-23
電飾華やかな街では
-
こたきひ ...
自由詩
3
19-12-21
戦場で飢餓状態に陥ったら
-
こたきひ ...
自由詩
3
19-12-21
星の数ほど人間はいないよ
-
こたきひ ...
自由詩
2
19-12-20
年に一度のキリストの降誕祭には
-
こたきひ ...
自由詩
2
19-12-19
日向と日陰のある日常
-
こたきひ ...
自由詩
3
19-12-18
昭和に生まれてレイワに死す
-
こたきひ ...
自由詩
2
19-12-15
死のオムニバス
-
こたきひ ...
自由詩
6
19-12-15
五番街へ
-
こたきひ ...
自由詩
4
19-12-12
脳内の積み木が崩れていく過程には
-
こたきひ ...
自由詩
5
19-12-8
今ここにあることが
-
こたきひ ...
自由詩
2
19-12-6
ナイナイ_尽くせない
-
こたきひ ...
自由詩
4
19-12-4
女の雨の音は擬音で
-
こたきひ ...
自由詩
2
19-11-30
世俗的な汚物になっても生きているよ
-
こたきひ ...
自由詩
2
19-11-28
こんなの詩じゃねぇよ
-
こたきひ ...
自由詩
5
19-11-27
生存の競争
-
こたきひ ...
自由詩
5
19-11-26
若くして世を去れなかった
-
こたきひ ...
自由詩
4
19-11-17
ヒラヒラと舞い降りて
-
こたきひ ...
自由詩
2
19-5-30
1
2
3
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する