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とても天気が良くて
気持ちいい風が吹いて
少し眼を細める光が射して

心を許せる友だちが数人いて
いつ聴いても飽きない音楽があって
偏見の目で見られても胸がときめくひとがいて

からだ ....
ひとは弱い
だから強がる

ひとは弱い
だから逃げる

ひとは弱い
だから苦しむ

ひとは弱い
だから後悔する

ひとは弱い
だから涙する

ひとは弱い
だから歯を食い ....
倦怠感を憶えて
窓を開ける

細い絹糸のような
雨がいつのまにか
降っている

雨は悲しみに
余りにも似ている
だから私は
雨が好きなのだろう
だから私は
悲しみが好きなのだろ ....
恋に予習は無意味だ
同様に復習も役に立たない
なぜ前に傷ついたことを
傷つけたことを繰り返すのだろう

いままでの恋から学んだことが
何ひとつ教科書にならないことは
人が歴史から何も学ば ....
眠れない夜
いつもマル・ウォルドロンのALL ALONEを聴く
いつ聴いても不器用なピアニストだと思う

Bill Evansのような繊細さもなく
Chick Coreaのような技巧さもない ....
誰かが恋に落ちる瞬間を見るのが好きだ
それは場所も時間もまちまちだけど
ごく稀に眼の前で起きることがある

静かなティールームで
賑やかなファミレスで
時には通りで立ち止まって

かす ....
あなたなら
素通りしてしまうものに
立ち止ってしまう

あなたなら
気がつかないものに
気がついてしまう

あなたなら
視えない傷から
血が流れてしまう

あなたなら
聴こえ ....
久しぶりにその眼に出逢ったのは
スーパーへ出かけビニール袋を両手に下げて帰ろうとしていたときだった

歩道の隅で停まったままの車椅子に乗っているひとがいた
その老いたひととぼくの眼が遇った
 ....
きみはなぜ生まれたときに
あれほど大きな泣き声を挙げたのだろうか

この厳しくやさしくない世界を
きみはすでに知っていたからだろうか

それとも笑うことは難しいから
その代わりとして泣き ....
今日プリンタのトナーカートリッジが届いた
いま遣ってるMacにトナー残量警告のダイアログが出たためだ
用紙も少なくなっていたので5,000枚を箱買いをした

それは明日も書いたコピーをプリンタ ....
あなたたちは自ら望んで
戦地に赴いた訳ではない

ただ父や母や祖父や祖母を
そして幼き子と愛する妻を護るために

玉砕覚悟で銃火飛び交う島々へと
海では一機一艦の命を受け空で散華された
 ....
白鳥はこの世を去るとき
美しい歌のように啼くという

その歌しか聴こえない国がいまある
2001年にはジャスミン革命の影響を受け
少し前には“春”とも呼ばれたふたつの国だ

ひとつの国は ....
陽はいつも温かくきみから射してくる
風はいつも穏やかにきみから吹いてくる

それは いつも答えだった
それは いつもYESだった

雨はいつも柔らかくきみから降ってくる
鳥はいつも囀りな ....
歴史の波に飲み込まれ
沈んでいった者のその殆どは
後世に残らぬぼくらのような名もなきひとたちだ

それは昔も現代(いま)も
そして未来も変わらない事実だとぼくは想う

故に如何なる理由が ....
開高健の《輝ける闇》について三島はこう批評している
“ただ在ったことを見たものを書いただけじゃないか”と

もちろん言っておくが
三島文学を否定しない
開高文学を否定しない

三島も愛す ....
詩人とは
善悪を審かず
赦しを与えず
深く沈んだ魂の叫びに
耳を立て
微かな救済の言を
差し出すものである

しかし詩人擬きは
つねに贋作を詩と誇り
腐敗臭さえする凡庸な言葉を並べ ....
きみは大人になりたいと想っているのかな
そうか大人って格好いいとかなんか賢いとか想うもんね

ぼくが言うのもなんだけど
大人って馬と鹿ばっかりだよ

大人にならなくて好いんだよ
大人にな ....
きみはぼくを情熱家だと言う
それで多くのものを得たとも
多くのものの襟を正したとも

でもだ
これだけは覚えておいて欲しい
英語でいう“passion”には
受難という意味があることを
 ....
朝 陽光と爽やかな風に気づいて
眼を醒ます

ふらりと入った喫茶店の
偏屈そうなマスターの淹れる珈琲がすこぶる美味い

擦れ違った女性の残り香は
懐かしい女性のディオリッシモ

他人 ....
あのひとの笑顔も覚えている
あのひとの号泣も覚えている

あのひとの親切も覚えている
あのひとの冷酷も覚えている

あのひとの口癖も覚えている
あのひとの矜持も覚えている

あのひと ....
いつも想う
女は宇宙のようだと
いつも感じる
女は永遠のようだと
いつも覚える
女は有でもなく無でもない空なのだと

或る男は
女は楽器だと言った
でもそれは男が如何に愚かであるかを ....
最近CFを観ているとすべてとは言わないが
腹が立つ以上にむかつきを覚える
理由はアイディアのひと雫もないからだ

そうかなと想うひと一度CFをじっくり
ご覧になって下さいませんか
殆どが駄 ....
ヒヤシンスさんのHALさんおすすめリスト(22)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幸福への歌- HAL自由詩16*18-7-3
弱さ- HAL自由詩9*18-6-12
優しい雨- HAL自由詩4*17-3-4
空回り- HAL自由詩2*17-2-7
眠れない夜は- HAL自由詩3*16-12-6
恋に落ちる瞬間が- HAL自由詩6*16-11-24
あなたへ- HAL自由詩10*14-9-7
眼差し- HAL自由詩9*13-11-2
誕生賛歌- HAL自由詩7*13-8-18
『カット!_』- HAL自由詩8*13-8-16
御霊(みたま)への歌- HAL自由詩8*13-8-15
白鳥の歌しか聴こえない- HAL自由詩2*13-7-30
Answer- HAL自由詩11*13-7-26
真実の片言- HAL自由詩6+*13-7-8
- HAL自由詩3*13-7-3
世迷い言- HAL自由詩5*13-6-30
ct.(カラット)- HAL自由詩1*13-6-28
passion- HAL自由詩6*13-6-24
ちっこい幸福論- HAL自由詩13*13-6-21
通りすがりのひとたち- HAL自由詩6*13-6-18
- HAL自由詩2*13-6-15
それを言っちゃお終いなんだよ- HAL自由詩4*13-6-10

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