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当然のように
瞼を閉じれば
まつげの先から
スカートの中まで
そこはまっくらな
宇宙と一緒で
わたしのスカートの中には
宇宙
冥王星も
氷の山も
そびえたって
太陽を恐れている
....
さらりとした湿気
２月なのに春の匂いがする
懐かしいアイスクリンのような砂浜を
僕の手ですくって歩いた
空と海の境目なんて
とっくにきえている
僕はきみと少し
距離をとってあるい ....
午後の間は
だらしなく流れていく
日に日に増えるニキビをこすりながら
お化粧をするたび
風が強く吹く
ミルク珈琲と泥の区別もつかない
コーラと珈琲の区別もつかない
朝焼けはわたしなど無意 ....
灰色に淀んできた、わたし、を確認して、少し距離をとってみます
見るもの、聞くもの、（殺）雑音であるなら
それは、そうなのです、それで、何です
人は嘘をつきますからね、そりゃあ、
口がありま ....
あなたの狂気に触れた時わたしは海の底へしずんでしまいたかった
あ、共鳴してる。
（そんな気がして）
熱くなるのに気づかれないうちに海の底へしずんでしまいたかった
（深海はつめたいわけではあ ....
なにもない
強引に唇を終わらせたら
ほっとした心臓ごと
浮遊
するだろう
な
なにも、、、、
そんなこと云わなくても
な
わたしの頭上に
落ちてこなくてもよかったのに
な
....
