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地球にない道を僕はオルゴールとともに歩いている
そんなことを想い描いていると、うしろの誰かが遠い神秘な世界を指差しながら僕の小さな肩をポンとひとつたたいた。
「おまえの遊び相手は田んぼの蛙に ....
空と
毎日の
事を欠かない食事


眠り
ぷらす
飽きない質のセックス


そして
幻に映る
ガラス玉があればいい


きみは何も言うな


僕はそ ....
すき焼き食べ過ぎちゃって動けないのよ
太田胃散ちょうだい

久しぶりだから
久しぶりだから

松茸なんかいれるから
食べ過ぎちゃったのよ

中国産だろ
韓国産だ ....
奥深い森のなか
大蛇のような泥の河を下り
僕が猿の真似をする
ヤノマミがそれを見て笑う
彼らはよく知っている
人間がそのむかし猿の王者であったということを

僕は踊る。覚えた ....
空よ 月よ と 鳴くばかり
空よ
月よと
鳴くばかり

わたしは芋虫
かえるの 子

明日を夢見て
明日

棄て
られ

それでも
 ....
‥などと言えば
マラドーナの疑惑のゴールだったり 至高の国宝工芸を造りだす人のことを指したりするわけだが
或る人によっては何やらよからぬ癖などを想像したりもして
ニヤリとするなんてこともある ....
野分も過ぎれば
盆水は枯れ
鬼灯なる火祭り朧
無月に揺れた
石蕗が送り火
窓/渋柿に染まり
偲ぶ風花
季節は移ろい
滞るままに
連おもう携帯の

いつか
あの山の ....
本音で言えばでんぐり返しだろ
聖徳太子の背中に跨り
いつか
そんな人生を狙ってるんだろ
石ころも拾えないくせに
ちゃんちゃらちゃんちゃん だ
御輿担ぐのも 担がされるのも ....
―高架線の脇を潜れば/車道 。 昼間 蒸発したはずの微熱が沈殿する 。 (朦朧と)宵 ( 吐き出される触媒の黒い誘惑 )らぁ げ ( そして 深く蒼く/ 夜を待つ )倦怠 。
肌 ....
岩場の上から禿鷹が笑ってぃやがる
(それみろ‥空ばかり見るから皆からはぐれちまったろう)


情けない
このぼろぼろな今の俺を見てくれよ
ただ野うさぎを追いかけてりゃよかった ....
どこからともなく

やってくる 小
鳥 たち


微睡む 夢 遥か



月桂樹の午後

翻したマントを縫う
からこるむ  ....
明日食えなくなれば
君、きみは白く
きちがいになればいい
記憶の在処を忘れた痴呆老人のように
惚けた役者を演じてやればいい
そうすればきっと誰かの目に止まり
こちらから
施しの言 ....
なにも考えることがないのです
いつになったら呼ばれるかなんて
こうして座ったまま
わからなくていい
十字路に
重ねられる四角い箱
白い壁の染み
隔絶されたハピネス
大脳が歩い ....


よくよく考えてみればぶら下げて歩いている
恥ずかしい背負いだ
禿鷲の後頭部
コウノトリのずるむけ
もしかして生まれ変われるなら
名前も姿もいらない
誰もいない湖面に ....
僕は詩人の仕事を知っている
それは薄汚れた靴下の匂いを残したままそのままを裏返しに吐き直し
美術館でこの絵はどうも臭いと鷲のような鼻で素人にはその説明を拒み
賞味期限に剥がれた壁紙の図柄 ....
山人さんのアラガイsさんおすすめリスト(105)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_道‥(端)- アラガイ ...自由詩6*10-11-2
悟るまえに- アラガイ ...自由詩4*10-10-29
たまにすき焼き- アラガイ ...自由詩4*10-10-22
ヤノマミ- アラガイ ...自由詩5+*10-10-22
よわむし- アラガイ ...自由詩4*10-10-20
Godhand〜神の手- アラガイ ...自由詩5*10-10-15
かがり火- アラガイ ...自由詩9*10-10-15
でんぐり返し- アラガイ ...自由詩3*10-10-13
_SO__WHAT__?- アラガイ ...自由詩2+*10-10-12
弧狼- アラガイ ...自由詩5+*10-10-11
彩______‥‥序- アラガイ ...自由詩5*10-10-9
似非者たち- アラガイ ...自由詩5*10-10-9
待合室- アラガイ ...自由詩3+*10-10-4
湖の空に浮かぶ隠嚢- アラガイ ...自由詩2*10-10-4
詩人たちの仕事- アラガイ ...自由詩8*10-9-16

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