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昼下がり、一人の子供が道端で待っている。
何を、というのではない。ただ当てもなく待っているのだ。
小さな眉をかすかにひそめ、人通りの絶えた路地を眺めている。
年に似合わぬ気配が、傷ひとつない ....
バスは砂の街を過ぎた。
撒き上がる砂埃に、窓の外側がざらついている。広い道路が先細って、地平線へ続くのが見える。
小さな土煉瓦の集落が、前に現れる。薄汚れた数頭の羊が、崩れ落ちた土壁に囲まれ、 ....
山人さんの小林 柳さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小田原- 小林 柳自由詩211-5-31
羊・風車・深海魚- 小林 柳自由詩511-2-2

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