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たいようの直下で
あおあおとした稲妻を注ぐ空を見た
母が困り顔のまま少し笑う
午後二時の積乱雲

影が濃度を増して
昼間の星が透けて見える
どこへも行かれなかった星座の線のような
稲妻 ....
路地は暗くなることはないが
電線に
からすの姿はない
石畳を虫が
あくまでも余所者として駆ける

ねじを巻くように
大挙して風が吹くが
無音のまま

中空はモノクロームに染
色さ ....
山人さんの月見里司さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
すいか(習作)- 月見里司自由詩312-5-15
ぜんまいの炎- 月見里司自由詩211-1-16

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