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森へ
つづく道は
つめたくて
きもちいいんだ
冬の
シーツみたいに
白くないし
深く
濡れているけど

たとえば
ビリジアンって
色が好きだった
絵の具
 ....
夏に実った果実は
その夏が暑ければ暑いほど
甘く、またみずみずしい
だからたくさんの輝く甲虫たちは
夏の果実に鉤爪を食い込ませて取り付く

夏の果実がとりわけ腐りやすいのはそういったわけで ....
「美しい日本の私」
とでも空にコピーを一本書き込みたくなる
山村の清流でせせらぎに
耳を澄ませながら
いじったタバコを一服
僕はぼんやりと山並みを眺めながら
隣から立ち上る
まるい煙 ....
そのことばをぼくは
騒ぎ立てる人々のただ中で聞いた
underworldは時間を小刻みに
おしころした感情の無感情
そんな音で刻んで
一拍一拍に
いわゆる時間は切り分けられ ....
山人さんの水町綜助さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ビリジアン- 水町綜助自由詩16*11-9-12
甲虫たちの記憶- 水町綜助自由詩611-8-26
○△□×○- 水町綜助自由詩411-8-22
Luci- 水町綜助自由詩311-8-21

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