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いまだに風は
冬を吹聴していくが

すでに光は
春を祝福している

押し黙る蕾は
華やかな企みを内に秘め

気象予報士を惑わせながらも
季節は巡ろうとしている

代り映えの ....
未だ血圧の上がりきらない朝
乳白色の靄がかかった意識の西側から
コーヒーの香りが流れ込んでくる

オールを失くしたボートさながら
廊下をゆうらりと彷徨いながら
食卓のほとりに流れ着く
 ....
山人さんの夏井椋也さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
二月十日土曜日- 夏井椋也自由詩8*24-2-10
食卓に朝を置く人- 夏井椋也自由詩14+*23-7-15

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