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降りしきる雨の中で、傘を差し、夜になるのを、待っている、ぼんやりと
{引用=
ぼくはきみにやさしくてほんとにだめですね。
ぼくはきみにやさしくてしょうがないですね ....
モラトリアム、潰した虫の在処が解らない、その内に消えて無くなるのだろうという感情、無政府主義は涙さえ血に変えてしまうのだ、(弦楽をバックに)お前は悪い女だった、口先だけの女だった、肉欲まみれの女だ ....
また行く。
今日は風が速いから、
飛ぶように雲が飛ぶ。
わたしときたら、
口を情けなく開けたままで、
首の疲れも忘れて。
噫ーーーーーーーーーーーーーーー
などと発語 ....
まな板に寝かせられている私を想像する
きっと私の涙は美味しくない
だから泣かない
黒潮市場のマグロは解体ショーにて解体される
私はそうならなかった
ただあっさりと包丁を体に入れられる
....
ばあちゃんカステラ食べながら死にました
ばあちゃんカステラ食べながら死にました
と、深爪ぎみの少女
マイクを持つのは初めてらしい
マイクに処女を奪われている
列席者は視姦している
....
砂嵐の葬式。
punk化した鎮魂歌。
先の見えない俺。
充血した、cats-eye。
電信柱にて、チゴイネルワイゼン。
アスファルトにて、3、2、1、0。
「あした、あした、あした ....