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    きさらぎは昼さがり
     北風の挑発もなく
    ふゆびのさざなみは
ベランダのひさしをすどおり
 やわらかなひかりとなって
 おだやかに三和土のうえで
  尾っぽを引きずっ ....
             あわれなことに
          老残の年配ともなると
        過去に偏り 拘り 囚われ
追いかけること 以外 能がなくなるんだょ
   こころの足腰に粘り ....
二次元の日々は綱渡りですわ
それぢゃ曲芸が出来て幸せですね
そうぢゃないですよ

雑用の時間がやけに短くって
  有用の空間はだだっ広いんですょ
つまり期待する時間のなんと長い事
    ....
ふりむれず
     うなだれてしまっている
錆びついた 鉄板の貼りついた
     我ながら不憫なねこぜ

regretは形見となって
     鉛いろの四次元に
        散ら ....
剣山のかぜが
  耳翼と首すじに
    突きささる 昼さがり
ひとかげの消えた市道に
     ゆがんだかげをつくる 

小公園は昼寝していた
   砂場に放置された
     玩具 ....
橘あまねさんの信天翁さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
色鉛筆①- 信天翁自由詩416-2-9
折り畳んだ日録_三- 信天翁自由詩314-4-25
光のサウンド(二)- 信天翁自由詩212-4-30
Epilogue(2011)- 信天翁自由詩312-1-2
白い雑音(七)- 信天翁自由詩411-12-4

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