(A・B上手から登場。Bの右手にペットボトル)

A・B はいどうもー!

B いやー、今日は名前だけでも、、

A (Bの手をぺーんとはたく。舞台上を転がる ....
陽光の糖度が上がり口のなかさらに甘くなれさらに甘くなれ



つぼみには蝶の群れただ渦の群れ細い林のざわめきの群れ



一本の指に龍の火かがやいて通路も爪もはばた ....
人生楽しもう
笑いましょう
歌いましょう
愉快に踊って
愛を捧げよう

遊びましょう
働きましょう
寛ぎましょう
騒ぎましょう

今日は正月で
人はガラガラ
不況の世の中
 ....
九時前に坂本を出発曇りいて肌寒し厚着しており

年末の風さえ吹かぬ午後の道一つ越え京都へ行かむ

空腹を覚えつ辺りうかかがいて店などさがし並木道ゆく

曇り空車は多しわが心中これからのこと ....
よぶ声のかなたに響くまなざしにあけゆく空の眩しさをみる


尖端の白きをつかみ撫でまわす手くびの技に鐘なり響く


空白をうめるが如く手を合わす かじかむ指にからむ願いを
朝露を感じ
深呼吸する
平和な日々
何も無い時

花が咲いた
鳥が歌った
風が笑った
月が泣いた

芽が膨らみ
時を待って
心が澄んで
想いを貫く
へなちょこ人のへらへら絵がかかれた薄っぺらなかみがくねくねしながら、
「ちょいと、そこのあんた、あたしと遊ばない?」と、指を誘う。

蓮っ葉かみは、指に抵抗ざらざら。

さらさらときれいに流れない ....
きんえん
というのは

じぶんのからだというか
じぶんのたちばを
まもるために
するもんなんだろう

でも
かっこわるいよな
だんだん
むりしなくなる

むりをし ....
What's up?
So so!
Watch out!
There's a hole!

過酷な単純作業をすると
頭が壊れる。
英語なんて使わない。
数学なんて使わない。

全て ....
雲の上をフワフワフワリ
夕陽がさして
一面赤紫の世界

静寂が響き渡り
昨日の風
明日の声

今日の囁き
セロの調べ
地球の一点
君と会ったら
君と交わす言葉で
森を作ろう
いろんな樹がざわめいて
ざわめきの中から 光がこぼれてくる森を

君も(そう 君でさえも)
僕を救うことはきっとできない
けれどそれでも君が ....
わたしのなかの楽譜





(2010・12・28mixi)
 
 
新しいスリッパが
いつかぼろぼろになった時
その懐かしさに
胸を熱くさせる
二人でありたい
 
 
京都は夕暮
伊勢丹に在り
妻の選ぶスカート・ワンピース
京の女はこまごまし
京の男は柔らかし
蕎麦を食らいて腹は満ち
疲れては柱による
入浴香料・携帯ボトル
などいろいろ買い入れ
街 ....
あなたの似顔を描いていました。

もう56回目です。

ちっともうまくならないどころか下手になっている気がします。
うまくいかないたびに「覚悟」という氷水でさっぱりするのですが
また何度で ....
貴方がスキといったから

白いランジェリーを
選んだの

あたしの好みはピンク
ライブのときは気合を入れて
黒にする

最近ではあまりみかけない
白のブラとショーツを
手にとった ....
わりきれない素数

ひらり

ねこもらい






(2010・12・17mixi)
 辞書を誇る

吾は辞書を誇る
七冊の辞書を机上に並べ
喜ぶ
いつの日かこれらの辞書
自在に使い
わが使命を果たさん

辞書を誇るを
難ずる人あり
学を誇り、知識を偏愛すと
わ ....
ばかはいいぞ ばかはいいぞ ばかは花見でいいぞ ばかは海水浴でいいぞ ばかは紅葉でいいぞ ばかは雪見でいいぞ ばかは吉祥寺でいいぞ ばかは池袋でいいぞ ばかは西所沢でいいぞ ばかは石神井公園でいいぞ  ....  一月の火曜の午後の夜八時わが子独り子生まれにけり

 ソプラノの産声なりしその声の耳にしっかり覚えておりき

 生れてより二歳三歳ともなれば家々訪ね共に歩きし
恋の流れ唄

こんな寂びれた
お店で
今夜も歌う
流れ唄
艶歌の歌手よ

昨日も今日も
歌うわ
流れに流れ
ぶきっちょな
バンドにあわせ

キャバレー・ナイト
男の
膝 ....
疲れたと 溜まる落ち葉に 独り言  琴の音が朝空に響けよつまと行く路の木々のこずえにも

 かおを剃り手を洗いたり古の琴の音きくに相応しくして

 琴の音に似つかわしかりき部屋中に香の薫りを焚き染め
何かしら対価を見出したので愛するんだと思う
男のひとなら性欲の捌け口だとか

下心で膨らんだ股間を隠し
君だけを愛しているなんて恥ずかしくないのかな

女のひとだとしたら
無性に巣篭もり ....
 
 
ひじょうにむずかしい
よのなかです

となりのひとの
いうことと

となりのひとの
いうことが

ちがうのです
わたしのいうこととも
 
 
朝空に雲湧き満ちて清々し紅茶をつぎて聖書をよまむ

妻のこと考え々々2杯めの紅茶をすすりまた聖書読む

神の姿聖書の中に見出しては又読み続け今朝も又する
パラパラと雨の模様なる朝空に妻の車を見おくりにけり

あれこれと言い残しことし終えては己の業の英語学ばん

曲がりゆく車のなかのつま見えて心に涙ふとわきにけり
ようじもないのに
ころがっていく

さかみちを
みかんが

さかみちの
はてのはてまで

それが
ようじであるかのように
ねぇ
名前を呼んでよ
いつも いつだって

思えばこの30年近く
名前で呼ばれたのは
数えられるくらいだ

  もったいぶっているんだ

そう 貴方はいう

婚約時代も
 
 ....
 
 
うみに
まくらをうかべていく

めざめることのない
きみのため

あのひから
ひとつずつずっと

きみとぼくの
ふたりのうみに
 
 
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