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十八、十九の女の子をみていると、不思議なきもちになる。彼女たちは、何もおそれていないように見える。同時に、何もかもがおっくうだという風に見える。その年頃の女の子たちは、たいてい自分が若いということを知 ....
誰をみて誰にふれても かまわないけど ぼくのことは 違う目でみて
ありがとねの声が耳からはなれない さよならもう わすれるね
すこやかな寝息としろくなめらかな腕 みだれうつぼくの欲求
水を抱くように おもいだしている 髪の毛 指先 かさなるため息
花を抱くなら花になり
水を抱くなら水になり
雲を抱くなら雲になり
人を抱くなら人になる
ひだまりに さらされてゆく くちびると 動けずにいる ぼくの両足
せんをかく
まるをつくる
熱気のむこうで
たちすくむ かげ
すべりおちる液体
したくてした
それから
気づかずおちた
わたしのからだを
たべてくれてありがとう
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