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無防備な機械が肩口からのぞいているので、見ていると胸を締め付けられる気がする。きみは突堤にちんまりと立ち、用途不明の其の羽を気持ちよく海陸風になびかせている。明けがたの水平線は紫とダークレッド .... 暗闇のつくりかたはおしえてくれなかった、調剤を違えたことで淡くにじむ夜に、わたしたちの薄い網膜は死にかけたダイオードのようにうつくしく墜落していく、埃を纏ったディスプレイの熱を、いくつ .... かたん。




わたしの、やわらかい場所が、いい部分とわるい部分とに、ひとつひとつ解体されていく。いい部分は、礼儀正しくつるんとしていて、感触がない。わるい部分は、どれもいびつに明滅して ....
弥鈴さんのねことらさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
わたしたちの全ての透明- ねことら自由詩510-1-13
それは、適切に壊れ続けるための- ねことら自由詩610-1-9
はぐる、ま- ねことら自由詩1208-9-23

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