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久しぶりにチョコベビーを買った
ちいさな、円筒形のチョコレートだ

どうやら仕掛けがあるらしい
あのちいさな断面に
スマイルマークとか 星マークとか
付いてるものがあるらしい

「見つ ....
シュガーポットに指を突き立て
どんなに
左右を探っても

あなたにはわからない
甘さも
闇も

そんなふうに

たぶんあなたは間違っている
とらえる場所を
こころを

さら ....
ほんとうのこと
言わなくちゃって
思うから苦しいんだよ

ほんとうのこと
知ってるのは
世界に誰もいないのだから

幻のような恋をしようよ
幻のような恋をしようよ

朝は夜へ
 ....
ある種の魚は流線形で
泳いでいないと溺れるらしい
そのために
むなびれも
尾びれも
つやつやと 光る

人魚は奇形だと誰かがいう
交差する足がないので
ソファーは苦手
ぺとり、と
 ....
私の中には
無垢な少女も棲むだろう
あざとい人買いも棲むだろう
まっすぐな少年がいる
うそぶいた門番も

近道はどこ?
不機嫌に
ことばを探す
浮浪児の目で

ナルキッソスの夕陽 ....
あなたは知っていましたか
すべての細胞は 
自殺するということを

遺伝子の片すみに 
小さな時計が隠れてて
もういいよってささやくと

それきり細胞は 
すべての作業を放棄して
 ....
子供らがそらを指さして騒いでる
何事かと思いぼくもそらを見る
この角度でそらを眺めるのは
ずいぶんと久しぶりだ
見慣れたビルの屋上付近は
見慣れない広告でひしめいている
そのすき間ほどのま ....
ほら
こうして
鈴をつるしたフラスコの
空気をだんだん抜いていく
鈴の音はやがて
震えるだけの記号となって       

あのフラスコにわたしは
どうしても
ティンカー・ベルを入れ ....
君にあてて手紙を書こう
便箋
ティファニーの
スカイブルーな

世界は
そうだね
まだもう少し続くみたいだ
ボクは
ボクの周りの
ごく限られた人たちが
平和でいてくれたらいいと
 ....
お母さんボクは東大にいきます
やりたいことがあるとか、ないとか
これからは好きなことを仕事にする時代なのだ、と
そんな黄色いハローワークで
幸せになれますか

お母さんボクは東大にいきます ....
もう9月になって
昨日を忘れたような雨が
じとじと降っているとゆうのに

どっこい
コウちゃんちのカブトは生きている
たしか6月に
さなぎからかえったはずだから
もうかれこれ3ヶ月の
 ....
今日
歯車の音が
聞こえました
かちり、と

有無を言わせぬ
確かな
ひとこま

わたしの
こころで
戻れない
何かが

そう
ほんとうに
おわったんだね、と

か ....
久々に故郷に帰った。ちょっと遅れたけど、お墓参りとか。もうちょっとで名前の消
えるまち。単位を少なくした方が、管理は楽だよ。それだけのことに振り回されて。

中央とのつながりを持てない小さな単位 ....
抱き合うことでしか伝わらない言葉で
君は
忘れられないモールスを
ボクへと送った

ボクは
その意味を図りあぐねて
夜行列車が奏でる和音を
ずっと数えてた

少し開いた窓の隙間で
 ....
ふらっとでいこう。

何にも迷わず。いや迷うのはいい。迷うのは出口を探すからだ。
ここは360度の透明な海。出口もなく。入り口もない。

誰かがドアのふりをして私のそばをすり抜ける。
おは ....
  

    帰るべき揺りかごを
    失った鳥はどうする

    成層圏まで飛ぶしかないでしょ?
   
  
  
夕立が来る

7階の窓から
君と
西の空を待つ
真っ黒な雲が空を覆う
風が
ビョウ、と低く鳴く

その風をまともに受けて
コウちゃんの顔は
明らかに変である

うひゃあ、とか ....
エントランスを抜けると
私はいつも空を見上げる

たった今
日本が沈没すればいい

唐突に
私は願う

病院の
窓という窓
壁という壁が
崩れて

途方に暮れる私の喉を
 ....
  
   古ぼけたジャムのように
   君の記憶が
   水になる

   そちらは
   どうですか

   晴れていますか
   
   
一万人にひとりの確率です

ああ
そうですか
ここは100万都市だから
年間にして100人くらい
だから
3日に一度
同じ病名の救急車は走る

一万人にひとりの確率です
そう
 ....
−友情は構築するけれど
     レンアイは破壊する−

アリたちが
虫の死骸に群がっている
私の目の前で

ログハウスの前にしゃがんで
とりとめもなく語らっている

アリたちの愚 ....
    怪しいホテルでバイトをする
    奇妙な香水の残る部屋
    荒々しくねじれたシーツ

    鏡の裏には
    監視カメラの覗き込む
    見る方も
    見られる方 ....
帰る場所はないくせに帰るわって私は言った
引き寄せてもらえるのを待っているのに
引き寄せられると急にイヤイヤ

ひとりでいるとふたりでいたい
ふたりでいるとひとりにもどる
ひとりでいると気 ....
 リップスティックの色が
 だんだん赤みを帯びていくのは

 下着の色が
 だんだんダークになっていくのと
 何か
 関連があるのでしょうか
 ハカセ

 結婚とは
 ....
 フレッシュなおいしさを閉じ込めた
 フリーズドライな
 私の恋だ

 まいったか
 まいったか
 いつだって
 思い出だって

 あたかもそこにあるように

  ....
 山崎さんは次は自分の番だと思っている
 隣の老人はもう逝ってしまった

 遠い朝の点呼のように
 順序があればいい
 そして死にも

 牛乳ビンのふた
 爪で弾いて
 裏が出るか表 ....
 恋をするのはめんどくさい

 語らったり
 理解したり
 どのみち理解など
 できるはずもなく
 中途半端に抱きあったりして
 そうして

 さみしさを希釈する

 カルピスで ....
★ ライオン砂漠

   あまりの暑さにたてがみを
   くるりと脱いでネコになる
   そりゃないぜライオン君

  

★ iシシャモ(しかも子持ち)

   スケルトンな
 ....
 生きて帰った者はいないと
 時折
 こころをよぎる声
 森はしずか

 ずいぶん昔に
 からまった命綱
 捨てられないねと
 君が笑う

 さざめく木の葉のすき間から
 漏れ落 ....
 結局のところ
 何もわかってないのかも
 ねえ
 さいごのさいご
 くるりと振り向いて
 ふたりの夜も
 ふざけたキスも
 ぜんぶぜんぶ
 うそぴょん、って
 そう言って君が笑った ....
望月 ゆきさんのuminekoさんおすすめリスト(162)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
チョコベビー・スマイル- umineko自由詩804-10-31
私の欲しいのは指じゃない- umineko自由詩604-10-31
ほんとうのこと- umineko自由詩204-10-21
流線形のさかなのそら- umineko自由詩704-10-15
ナルキッソス- umineko自由詩504-10-11
アポトーシス- umineko自由詩504-9-27
そら- umineko自由詩1104-9-25
真空フラスコとティンカー・ベル- umineko自由詩45*04-9-20
背の割れた魚- umineko自由詩904-9-18
お母さんボクは東大にいきます- umineko自由詩2504-9-5
9月のカブトムシ- umineko自由詩704-9-4
歯車- umineko自由詩404-8-26
誰かの手- umineko自由詩404-8-23
抱き合うことでしか伝わらない言葉- umineko自由詩704-8-3
伝言ゲーム- umineko自由詩604-7-29
記憶- umineko自由詩304-7-23
夕立- umineko自由詩504-7-12
エントランスを抜けると空は- umineko自由詩704-7-7
ママレード・タイムス- umineko自由詩7*04-7-3
一万人にひとりの確率- umineko自由詩504-6-26
午後のタイフーン- umineko自由詩304-6-22
暗視スコープ- umineko自由詩704-6-16
昭和イヤイヤえん- umineko自由詩1204-6-11
リップスティックス- umineko自由詩204-5-16
フリーズドライ- umineko自由詩204-5-9
点呼- umineko自由詩1104-5-4
恋カルピス- umineko自由詩4*04-5-3
けろっと(1)- umineko自由詩8*04-4-29
樹海- umineko自由詩504-4-25
うそぴょん- umineko自由詩104-4-22

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