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とおり雨」途切れた言葉のすきまからとおり抜けてく夏の体温
いままでも眠る夜だけ好きでした、きれいな呼吸だけ好きでした。
遜色のないヒトデみて切り花の手を取るように色をうしなう
ざんね ....
ピラミッドみたいな形の倒立を 目を皿にして隈なくみてる
血まみれの夕焼けぜんぶ呑み込んで(みない、いわない、きかない、しらない)
帰ろうとしている影が剥がされて/いつまでも帰ろうとしている ....
後悔を/森の奥へと歴史学のような眼差しで引いていく人
スコップを置き去りにした砂場から カイワレの芽が伸びてきました。
透ける陽のメトロノームを記録して/耳鳴りの止まぬ夜を綴じ込む//
....
*化石
ならない電話をのみこんで
渦まくコードの
耳から漏れる
おとのかたまりを見つめてた。
*氷菓
たて波の断面のように
歯こぼれしていた、
底冷えのあさ
薄切りの ....
江國香織の詩集『すみれの花の砂糖づけ』(新潮文庫)は、理論社刊の詩集『すみれの花の砂糖づけ』に12篇を増補した、全部で70篇ほどの詩集だ。
今回はこの詩集を、「つめたい」というひとつの言葉に着目 ....
いつか一緒に死海に行こうと
あの人が言うものだから
いつかっていつだろうかと
わたしは鼻をくすぐられる
あまいあまい
ほっとみるくのにおいは
たいようのように
あたたかくて
あつく ....
古月さんのことこさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
遠い存在のあなたに
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ことこ
短歌
6*
10-9-9
ピチカカ反応
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ことこ
短歌
13*
10-6-22
木漏れ日カメラ
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ことこ
短歌
20*
10-5-27
塩小路
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ことこ
自由詩
10*
10-1-15
【批評祭参加作品】つめたくひかる、1—江國香織『すみれの花の ...
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ことこ
散文(批評 ...
7*
10-1-11
死海
-
ことこ
自由詩
7*
09-5-23
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