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降りしきる雪が街を隠す
遠景を有耶無耶にする
私に残されたのは
鉄塔の太い骨組みと
幾筋かの高圧電線
切れ目も曖昧に天国へと続く
薄墨に浸された無数の紙吹雪
街の汚れを清める事もでき ....
音はさほど
たまらないのは
背中の不快
ほらチラッと
あなたから目そらし
カレンダー見れば
仏滅
目に飛び込んだ
はきそう
重苦しい
背中
手が届かない
だれか
助け ....
自分の為に
詩を書こう
可愛そうな
自分の為に
とか
思った事もあったけど
やっぱ俺
疲れてしまって
しんどそうな
そんな人達のことを
クスッと
小さく笑わせたい
それ ....