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青く光った矢印が
一斉に前を示し
両腕にしがみ付く怠惰な風は
酸っぱい痛みを産み落としていった。
萎んだ夜と悴んだ指先には
遠くの方から響いてくる
赤い点滅の伝言を
読み解くことはできな ....
埃の舞い上がる歩調に
嗅覚は痛みを放出する。
ここに枯れた曜日を
交わして
私の呼吸はゆっくりと
化石する。
もう、映えないで
と弾けた西日に
夜のさりげない会釈を
歪ませて
朗ら ....
橘祐介さんの久石ソナさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
残火の迷夢- 久石ソナ自由詩2311-1-11
視線の内側にひかる- 久石ソナ自由詩1611-1-10

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