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かたちを見つめる

虚無がしずかだ

茶室に作法がこだまする

石庭の顔いろで

抹茶が飲み込むデスマスク

宇宙の鈴の音を聴いている

エイトビートのピアノ鳴る

声が消 ....
夜をひとり歩いている

もう1時間はんになる

コンビニの袋がちりちり

さびしくないと言えば嘘になる


電車が音をたてている

町のあかりが点滅している

星が粗雑になっ ....
ゴルフ場の空に日暈が出ていた

ぼんやりとしたでっかいわっか

それが次第にはっきり虹いろになっていった

日暈に背をむけながらフェアウェイを歩いていた

だれかがオレのために祈ってい ....
しぜんな仕草はふつうの仕草

ふつうの仕草ってなんだろう

かっこつけたりしないって事



感動したりする自然はふつうじゃない自然

ふつうじゃない自然ってなんだろう

ぐ ....
自然はいつも新しい

新しいものはいつもキレイ

キレイなこころはいつも新しいこころ

傷つきやすくて

ひとなつっこいこころ

好奇心いっぱいで

いつもなにかを発見してしま ....
ぼくらはなにか鎖のようなものと戦っている

怠惰や他責、厭世のとらわれびとであっても

ひきちぎりからめとられ

からめとられひきちぎりしながら

ぼくらはなにか鎖のようなものと戦って ....
てがたは朝には消えていた

ちいさなおおきなお尻には

夕日の手のひらが浮いていた

それが一眠りしただけで

おんなのからだから消えうせていた


てがたはだから愛ではなかった

愛ならば

もっと ....
珈琲が好きなひとは多い

煙草やスポーツ新聞がなくてもスタバは満席だ

珈琲の匂いに包まれるのが心地いい

森のなかをゆく昂揚とおんなじだ

このことはいったい

宇宙のなんのもの ....
橘祐介さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
茶室のデスマスク- 吉岡ペペ ...自由詩511-2-28
こんなことでこんなところで- 吉岡ペペ ...自由詩511-2-23
日暈- 吉岡ペペ ...自由詩311-2-21
自然- 吉岡ペペ ...自由詩111-2-20
キレイなこころ- 吉岡ペペ ...自由詩311-2-17
鎖の歌- 吉岡ペペ ...自由詩411-2-16
夕日の手のひら- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-2-13
珈琲の匂い- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-2-12

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