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夜中のうちに
鍋の底で腐っていくとろけた大根が
少しでも悲鳴をあげてくれれば
わたしはすぐに火を点けて救いだしてやれるよ

*

流れる景色を見つめている
次々と集まり出すこの電車内の人、ひと、ひ、 ....
視力が0の後に小数点、また0
もう検査もしてもらえないぐらいの不良品ですので
眠る前(消灯)、
手を空中へ伸ばしてみたらもうなんにもなぁんにも見えなかった

ゆ、指がないよ
手首も/白い何か
凡庸な棒 ....
冬貞さんのあぐりさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悲鳴の周波数をあわせて- あぐり自由詩7*09-9-29
消えてしまうからあなたに訊きたい- あぐり自由詩7*09-9-23

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