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小さなあまりにも小さな


小さなあまりにも小さな
ことにかまけて
昆虫針でとめられた一羽の蝶のように
僕は身動きひとつできない
僕のまわりを
すべては無声映画のように流れてゆく

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0.序論

 詩は言葉の信用性を失墜させていないだろうか。詩は、一方で、表現主体の内面を最も率直に表現する媒体として使用され、もう一方で、読者にとって美しくなければならないという要求のために真実を ....
0.はじめに

 廿楽順治の詩集『たかくおよぐや』(思潮社、2007年)を語るには、その規範逸脱の仕方やモチーフの特殊性に言及するのが恐らく適切であろう。閉ざされた空間ですべき愚痴や否定的感情の吐 ....
 中学の頃科学部に入っていた。十三歳の透き通った体には、夢想によって薄められた血液が集まるための小部屋が必要だったし、十三歳の墜ちてゆく倫理は、それまで入射していた論理の湖から溢れ、また日々を結合させ ....  高岡修「屍姦の都市論」(思潮社、二〇〇五年)は、詩であると同時に、「都市論」とあるように論でもある。では、それはどのような意味で論であり、それが同時に詩であることによって何が実現されているか。

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……とある蛙さんの葉leafさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒田三郎詩集_現代詩文庫を読む- 葉leaf散文(批評 ...10*12-11-13
田村隆一論——フィクションの危険- 葉leaf散文(批評 ...4+*11-12-6
物語—半物語—物語- 葉leaf散文(批評 ...4*11-11-18
眼鏡の定義- 葉leaf自由詩610-8-4
詩であり論であるということ- 葉leaf散文(批評 ...3*10-4-5

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