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プランクトンになって
魚さ食べられで
魚になって
釣り上げられで
久しぶりに見だ街は
すこし違って
キラキラしていた

あっつー間さ
食べられで
うんちになって
下水さ流れで
 ....
花の{ルビ陰=かげ}は柔らかな光に包まれている
そこは決して暗くはなく
日差しを柔らかなぬくもりに変えて
まぶしさを穏やかさにする

花の蕾に包まれて私は眠りたい
ベッチンの様な花びらの中 ....
僕は
犬になった
小さな声で
わん、と泣いて
僕は犬になった

犬の生活は
ことのほか難しく
僕にはうまく
泣いたり笑ったり
出来なくなった

ことのほか
難しい事の他は
 ....
水の上で鴨が死んでいた
鴨が死んでいた所に今日は
ラップで包まれた焼きそばパンが三つ
誰かが冬の川に
凍えたモノクロに着彩をする。

水鳥が笑う
夜のまぶしさに鳥が笑う
いや、命を考え ....
すべてはこのバスの中で完結している
ふとそんな言葉が頭を横切る
雨はもうじきあがるだろう
そうして所在無さげに
手すりの傘だけが残るのだろう

老人は窓と小説を交互に眺める
後ろのどこか ....
しらなかったんだ
影を洗ったら自分が消えるなんて

くさっぱらで泣いていたら
あんまり汚れて見えたから
涙をためて洗ってあげたんだ

ねえ
僕はどこにいると思う
壮佑さんのプル式さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海で- プル式自由詩622-3-11
花の陰- プル式自由詩1113-9-18
犬のぼく- プル式自由詩313-5-26
命というカテゴリ- プル式自由詩313-5-26
「雨から延びる曲線」- プル式自由詩16*09-5-8
僕、聞きたいんだけど- プル式携帯写真+ ...6*09-4-16

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