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わたしはそのために干物となった母が必要とは思わない
けして割れないと思っていたココナツが割れ
そこから白い乳の宇宙へ出る
三つ編みは2本のストロウ
吸いつくすあいだにひとりずつ老婆になる
 ....
蜂をしゃぶったのどに光が当たる
竹ひごで編んだ身体に風が吹く
シャーベットカラーの臨終に手足が跳ねる
沖あいでこいびとが放ったブイが海中へ消える
香水と星とが同時に蒸発する
水のようにド ....
森の猫さんの平井容子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
少女1000人分の問題- 平井容子自由詩217-12-8
浄化のシステム- 平井容子自由詩1912-7-23

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