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日焼けした砂浜に
(いるはずもない恋石亀
)うぶ毛でも覗いてやろうか
(そんなことできはしない
わかっているだろう)
【秘密の基地を造る】
親亀がゆく 雌亀その「直感的交換」 ....
‥ばかやろう‥ と言ったままの或る日
そのひとは入院して帰らぬヒトになってしまった 。
胸のなかに打ち込まれたまま
杭はいつまでも剥かれた棘のように
静脈を突き刺してくるその痛み  ....
浮気をするのは僕じゃない

僕のなかの誰かが楽しみたいだけ

(意味)なんてないわ
意味なんて(ないよ)
女性キャスターのあたまの中にはいつも見られている(わたし)が居て
イン ....
……・・「垂直歩行」E難度
(前方三回転宙返り)B難度
(後方三回転一回半ひねり)D難度 …・

空気が薄くてことばが伝わらない 。
(…ヤー !タバコ吸ってもいいかなー… アレ  ....
アメリカ大陸を横断したいと言っていた
いまは富士の湖畔で眠っている 。
北西沿岸に辿りついたのは夢のなか
小さなトーテムポールを捧げよう 。
ピカピカに磨いたローズウッドのハンドルを握 ....
(月曜日)
七つの海は健在だった 。
(火曜日)
なにもない
(水曜日)
ちょっとだけ考えてみる
(木曜日)
なにもない
(金曜日)
なにもない
(土曜日) ....
」赤信号をちゃめっけに渡ろうとしてやっぱり誰かに轢かれそうになってしまった 。
――国道で止まってくれるひとなんかいない 。
そのために「青信号があるだろう」 って 警察のひとから叱られた ....
「玄関口の先で大きなムカデが踏み潰されて死んでいた 。醜いのですぐに埋めてやった。
」鉢を動かしたら出てきたので踏みつけて殺してやったのだと
母が言っていた。

久しぶりのお天気に布団 ....
きっと皴だらけになりながら手を洗うのでしょうね 。
季節は夏をまえにして夜を短く感じます。
一昨日紫陽花を植えかえました。
早すぎたのか、なんだかとても弱って見えます。
花びらを壊して ....
)喰うまいぞ
喰うまいぞ
僕を苦しめた
鬼の様相、切り取られた
碧いフォルム
その血 孕まれた
赤い、その面
雨がふる
雨がふるぞ
むしゃぶりつくす餓鬼
とどろな ....
どうやらあなたの思惑どおりだよ
森口さん
俺は失敗してしまったようだ
いつもみつめていたのはこうなる事を予想していたのか
それとも こうなれと
思っていたのか
とにかく ふと、 ....
」四角い箱の中からラマダンが飛び出してきて
曇り後に必ずや晴れ
それは / お祈りがあるから絶食するのだろう
明日って思うとたまらなく憂鬱だ
食べるために働けとか
社会のため ....
(ひとりぼっちがいいね
)と呟いたのは 星に煌めくみち潮が月に帰るころだった 。
先の見えないまま
夢を頼りに口ずさんでいた。

(今日も夜がさびしいね
)と呟くのは 陽を浴びて ....
極め付きは米山くんの死だった 。
例によって蛇口から滴り落ちる水が八分音符を刻んでいる 。

片隅の椅子に座ったまま
ひっそりと蝋燭を灯したような薄暗い部屋のなかで
女はむき出しの ....
明日坊主が供養に出かけるのに雨は好都合らしい
この頃お隣さんに越してきた三十代の人妻がやけに気になってしょうがない
早い者勝ちにはルールはないのだが
面倒くさがりやが決まって肝心なと ....
/午前4時55分の墓場のまえで眠る仔泣きじじい
中途半端/まだコートで出勤する
新聞配達のゆうちゃんは生理を配りながら靴音をころす 。
世の中をタイミングよく滑るには確かな動作と奇天烈な ....
蜜を食べにおいでよ オノヨーコになろう
引き出しの刺激をおそれず
天井の見えない刺激にも 、負けズ
テーブルの誰かを愛し
誰かのそばにいて
裸のまま
ことばをあやつり
ことばに生きて
こ ....
)黒い大きな瞳が笑う
滴りおちる (汗
軟体動物のように腰をくねらせるのは
生き物の快楽を知っている証拠
歪んで照明に輝いたのは
僕の影じゃなかった
)隠せば
隠す ....
)苔むした街のなか
足跡を追いかける傘の滴
まぼろしだと(夜はすぐにでもやってきて
(泣きたいときに
君はもういない

(一杯の珈琲じゃ足りないとわかってた
)ドアが鳴る度 ....
東北訛りのひとは
酒飲みで 酒に弱く
東北訛りのひとは
腕が短く便所がながい
東北訛りのひとは
笑いながら 泣き
東北訛りのひとは
鬼のように やさしい
東北 ....


不憫にも
後々悔やまれることがあるとするならば
自然とは(我々を全く理解しようなどとは思わない)ということ 。
人々は突然愛する誰かを失ったときの哀しみを、時化に受け立ち向かう ....


(真に燃えるのは
アルファの星が降る夢だろう *

俺さまを散々利用しといて
いまさら逃げようなんて
虫がよすぎるぜ

(同意したはずだ
)光りとなり
闇となって ....
)たまには違う(世界)を見せてやろう‥と
いやがる(猫)を無理矢理車に連れ込んだ 。
ひとつ先の(公園)で放してやると
猫は一目散に逃げ出した 。
(犬)は主と旅をする
)猫は旅を ....

〜学校も夏休みが近くなって
(海沿いの地区にはもう住めないのです)と
三日まえ隣の「老夫婦」が自宅を売って引っ越した。
(何処)へ引っ越したのかは、 誰も知らない 。


 ....
テンタカクイワケチラシテ/チジョウヲカケテクルヒト(ルビト)
(アヤト)にはソレガダレダカワカッテイタ。ヨウヤクメグリエタブンシンヲ/ソウゾウノソラタカク/オウキュウニテタダヒタスラマッテイタ ....
)春を待つ
小山より寒管(かんすげ)の穂なびく(海に臨めば
突然/寝返りをうつ、竜頭の背骨/割れ
千年と仕えた瘤が、沈む
底浅と跋扈する(海
海は鉛色の羊水に姿を変えた(波
(波は ....
笹を切り ( 橋を渡る
)春過ぎて)風は方舟 )木漏れ日に(うねる瀑布の堰
それは、幾度か荒波を乗り越えてきた稜線
回顧する遠来の砂」
光、深く、奥へ、
奥へと足跡を辿れば
 ....
その日僕は快調で
ポケットに手を突っ込みながら街は爽やかな日和につつまれていた
)余裕がある
こんなときはあてもなく何を買おうかな‥
なんて 思っている
道々に賑わう
そ ....


誰もいない
)広い
体育館の入り口
(ずり落ちた蒼い
蒼い )
( 月に
照らされた
)白い小さな
君のお尻 )
森の猫さんのアラガイsさんおすすめリスト(137)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
猛暑と亀- アラガイ ...自由詩5*11-8-15
片遍路- アラガイ ...自由詩8*11-8-9
隠用紙- アラガイ ...自由詩3*11-8-2
連想ゲーム- アラガイ ...自由詩2*11-7-20
メモリーズ- アラガイ ...自由詩6*11-6-22
趣歴表- アラガイ ...自由詩10*11-6-9
信号機- アラガイ ...自由詩5*11-5-25
百足- アラガイ ...自由詩6*11-5-25
洗い流すひと- アラガイ ...自由詩5*11-5-23
鬼面- アラガイ ...自由詩2*11-5-19
森口さん- アラガイ ...自由詩2*11-5-12
愚痴- アラガイ ...自由詩3*11-5-11
_スーちゃん- アラガイ ...自由詩3*11-5-8
ひとり生きてゆく(ということ- アラガイ ...自由詩6*11-4-24
幻薫- アラガイ ...自由詩5*11-4-22
コロニーから- アラガイ ...自由詩4*11-4-20
おいでよ- アラガイ ...携帯写真+ ...3*11-4-13
オノ_ヨーコを食べる- アラガイ ...自由詩4*11-4-4
誘う女- アラガイ ...自由詩3*11-4-3
エメラルド色の街/- アラガイ ...自由詩3*11-4-2
東北訛りのひと- アラガイ ...自由詩5*11-3-31
失うひとの哀しみは__(仮連作)- アラガイ ...自由詩3*11-3-31
No_94- アラガイ ...自由詩2*11-3-30
旅をするにゃん- アラガイ ...自由詩3*11-3-29
何処かの町「72番地- アラガイ ...自由詩3*11-3-27
ルビトとアヤト- アラガイ ...自由詩2*11-3-25
史跡を巡る___‥Ⅰ- アラガイ ...自由詩3*11-3-21
史跡を巡る__‥Ⅱ- アラガイ ...自由詩6*11-3-15
あかい共同募金- アラガイ ...自由詩2*11-3-10
誰もいない体育館- アラガイ ...自由詩6*11-3-7

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