すべてのおすすめ
家の間に間に沈む,うすら赤い月よ
発酵よ
若きオイディプスのため息よ
残光よ
名残のみとどめる冬の冷気よ
お前の移り香よ

一つの歴史となるか
二つ目の笑い話となるか
悲哀は,ただそ ....
朝、

日をもらおうと

下ら

光合成

きっとしません

二本足の私

の下

白猫が

まわったら



南天の裏

五時間

黒点を盗めるだろう ....
ある晴れた日
手紙を出しに行くとポストは
「秋だなぁ」と
しみじみもらし
それから私に気づくと
真っ赤になって
照れていた
私たちは一葉の記憶装置だ
生い茂る木々の端で
保存することのうしろめたさを
知りながら連なっている

陽光が差すその瞬間に
私たちはいつも照れている
風の戯れに私たちは
 ....
叫ぶ日がある
消えては現れるこの手の
痛みのない痛みに
叫ぶ日がある



叫ぶ日がある
空の半分を砕く雪に
曇を落とすことをやめた風に
叫ぶ日がある



 ....
デートですか
どこに行きますか

映画の後にお茶でしょうか
順当ですね


ところで春ですから

サルスベリの下でりんごでも齧りましょうか


芯はくださいね


紅茶に ....
bakuさんの未詩・独白おすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しじまの帰り行く- do_pi_can未詩・独白6*04-3-7
- 山内緋呂 ...未詩・独白5*04-3-6
ポスト- いとう未詩・独白1104-3-5
メモリーカード- いとう未詩・独白5*04-3-3
ノート(叫ぶ日)- 木立 悟未詩・独白404-3-2
春にデートするなら- 山内緋呂 ...未詩・独白4*04-2-9

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