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瞳の中でしか広がれない青空は

手を差し伸べてもらえないその悲しさを

今日も涙にしてしまった
空を飛びたいわけじゃない

からだいっぱい手のひら広げ

君を受けとめたいんだよ
猫の手も借りたいくらい
忙しかったりしてる時も
日溜りで遊んでいる
となりの猫を掴まえて
手をとってバンザイさせてみたり
ぷにぷにの肉球を瞼に押し当てて
和んでみたり

そんな時間はあ ....
買い物袋から
オレンジが転がったのは単なる偶然で

私の爪の端っこに
香りが甘くなついたのも単なる偶然で


果実が転がり出さぬよう
そろりと立ち上がった頭上に
飛行機雲を見つけ ....
知っている曲が 途切れて
知らない歌が とぎれとぎれに
髪の先 さわり ふれる

冷蔵庫にジュース
飲みたい けど
動きたくない

どうやってたんだっけ
時間て
なんて
数えるん ....
な をよぶ
とき が隔てた

かぜ の かいろう
打ち

うまれた のろい
すくう ゆめ

わ 火焔
走 破

白き 鼓動

水 と 灯る

2003 4 20
肩まで のびた髪を
指で とかすと

しずかな 波 の音が する

黒い
隙間 に

あお しろく

ほどけた 心は
ちいさな蝶

のぼり
はためく
海へ

 ....
とおくから まよなか が くる
いとまき あなた の きら の なか
せんの とおり を こえましょか

とおいひび まよなか が なく
からくり あなた の ゆめ の くち
せん ....
あなたの日常と
わたしの日常から
たった一日だけ切り取って
夢の世界で重ねましょう

それはもう
現実には存在しない
時間なのだから
何にも縛られることなく
二人のためだけに過ごしま ....
身体の自由を奪われることと引き換えに
過去の重荷をどこかへ置き忘れて
少しづつ解き放たれていく

その手を見ればわかる
長い年月を耐えて踏んばって
あなたは生きてきたのだから
ちょっ ....
ふりつづく雨の
ほんのわずかな晴れ間に
少しの希望が見えたなら
それにすがってみようと思う

生きつづけるなら
あきらめも肝心
妥協だってしてやる

けれどまだまだ
何かが ....
紫陽花を見て

死のうとしていた

そんな時

僕は君に会った


君は悲しみをしっていて

苦しみも知っていて

僕と同じだった


月日は流れて

紫陽花を思い ....
白い部屋の

白いベット


窓から飛ぶ鳥が見える

俺も本当は

翔びたかった

翔べただろうが

翔べなかったのが事実


もしもお前がいっしょなら

きっと翔 ....
おばあさん たべねば だめだ

見舞いにきた人が
そう 励ましてから
おばあさんの 体調は悪化した

食べれねぐなったがら もうだめだ
と 急に思いつめたらしい

看護婦さんがみかね ....
つきつち とぼとぼ
昇りかけた 爪の背

赤い雪 閉じた 街
散り散り 夏夜 宴

噛まずに 飲み込む
にぎやかな 靴の音

切り揃えた髪 だけ
しゃがむ 横断歩道
君の家に続く道の

あの黄色い花は

なんていうんだろう

ちょっと君に似ている


可愛くて

寂しげで


僕は君の横顔を思いだして

心の中でそっと

好きだ ....
俺は飲んだくれて泣くことはできても

死ぬことはできなかった

もしかしたら

もう1度

お前にあえるかもしれないと

思っていたからだろうぜ


生まれ変わっても

 ....
平坦な場所
何も いない

みていた空
置いてきぼり

かかわる 擦り傷
ぺろりと なめ

居場所は 
歩いたっきり

ひきさく 日常の中
道なりの 花 乞い

 ....
ああやっと見つけたお前はそんなところにいろ

ドアを開けたり閉めたりして
出たり入ったりしろ

振りほどいた手は振りほどきっぱなし

アクセルを踏んでブレーキ

両手でつかめるものは ....
そに ほの よせ ね
つり き つげ な

ちを せ まわし
やつ れん ゆき

こごり はしる くぐり
ななひ ねぬる む むろ

わ そ に なき ほ ゆ くぐ
ほた き せ  ....
帰り道に迷って
泣いてる子羊
あの空の羊雲は
違うよ
君の帰るところじゃない

涙を拭いてよく見てごらん
発見はいつも
ほんの足元からはじまるんだ
背伸びをしてると
ほんと ....
寄ってきた子供達に
お菓子をふるまってた 米兵に
自爆テロがつっこみ
多数の子供と兵士が
亡くなられたという

手をだす子らは
わざと 足止めしたわけではないにせよ
いつもそう ....
つくんと

ときおり胸で感じる痛みを
悲しみのせいだとは
思いたくないから、僕らは
うたおうとする

好きな歌を

思い出せないフレーズで
立ち止まってはいけないと
覚えてるとこ ....
まひるに
月が笑いながら
堕ちてゆくのを
見とどけてしまった


サルビアの
紅が憎くて
泣き叫ぶのもかまわず
摘み取ってしまった


こめかみが
痛くてたまらない
や ....
3匹目の獏は道端で
へたりこんでるところを拾った
小さな獏は虚弱体質で
夢はもちろん秘密も嘘も受け付けず
今にも消え入りそうに震えている

私は必死で噂とか言い訳とか  ....
空から落ちてくる
やさしいものたちへ

こうしていると
鮮やかに蘇るのは、きっと

傘を忘れ
唇を噛んで
トボトボ歩いた幼い日

胸を弾ませ
両手をかざして
友と駆けた青春の日 ....
たおれるって 
あきらめることでは なくて
おきあがれない こと

かよわなくなった こころ
暗く 憎しみばかりつのる時

灯は しずかに 病みを照らして

今は 夜
ただ ....
次に私が拾った獏は
これはもう生まれついての
野良獏だったから
やっぱり夢は食べなくて

好んで食べたのは・・・嘘

あぁ 私はどうしたらいいのかしら
せっかくイイヒトで通してきたのに ....
この世界には もう
ひとつも乾いた場所など無い と
そんな風に思うほど
360度 水浸しの溢れ出る水槽です。



窓を開けると 外は白い縦線で埋まる巨大な水鏡で
映った私の全身から  ....
ゆうらんせん に
ぼろぼろ つめあわされた

ちの かたまった
けあな が すっているのは

どすぐろい よだれ

くんしょう に にぎわう
きれいな まちに

ぺたり ぺた ....
さちさんの自由詩おすすめリスト(907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青空- 純太自由詩705-7-31
ムササビ- ベンジャ ...自由詩5*05-7-31
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家路- 千波 一 ...自由詩53*05-7-27
つめたい_命令- 砂木自由詩12*05-7-26
天馬- 砂木自由詩12*05-7-26
ちいさな_蝶- 砂木自由詩14*05-7-24
せん_の_つなぎめ- 砂木自由詩18*05-7-24
空白の時間- フォマル ...自由詩8*05-7-24
解放- 落合朱美自由詩20*05-7-23
晴れ間- 落合朱美自由詩12*05-7-23
★133_アジサイト、キミ- 貴水 水 ...自由詩10*05-7-22
☆194_ビョウシツ- 貴水 水 ...自由詩4*05-7-22
きっと- 砂木自由詩31*05-7-22
記号の_上- 砂木自由詩6*05-7-22
★132_キイロイ、ハナ- 貴水 水 ...自由詩7*05-7-21
☆193_オマエニ- 貴水 水 ...自由詩7*05-7-21
はずれる- 砂木自由詩13*05-7-20
忘れるな- ふるる自由詩8*05-7-19
おり_の_そと_こい- 砂木自由詩3*05-7-17
羊飼いの歌- 落合朱美自由詩40*05-7-17
恐い- 砂木自由詩11*05-7-15
そうやってうたえばいい- ベンジャ ...自由詩17*05-7-14
怯える- 落合朱美自由詩10*05-7-14
偏食_三- 落合朱美自由詩22*05-7-14
雨の中で- フォマル ...自由詩5*05-7-11
- 砂木自由詩20*05-7-10
偏食_二- 落合朱美自由詩11*05-7-8
2005・7_雨の終わりの日記- 千月 話 ...自由詩17*05-7-7
ちにく- 砂木自由詩9*05-7-6

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