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小さな言葉を
少しずつ撒いていく
戦うための
ささやかな宙づり
私のペンはすべて詩へと向かう
これからは詩が私の戦場
世間にうずもれながら
うずもれきれずにはみ出る歌のために
すべてを話せるのなら
詩なんて書かなかった
人の間に立ち
場に即した言葉を選んでいるうち
いつしか僕らは機械のように
必要最小限しか話さなくなった
これを話せば秘密が漏れる
これ ....
朝陽は陰々と降りかかる、その日の人々の通勤に結論を下すため。人々が夢から生まれ、途端にすべやかな仮面とともに成人するのを見届けるため。電車は巨大な獣のように息を荒げて疾駆する、人々を腹の中に収めてはま .... けだるい朝
仕事に行くのもおっくうで
とりあえずコーヒーでも飲んでみる
そういえば
全てのものには重さがあった
部屋のサッシのガラスにも重さがあるし
この蛍光灯にも重さがある
 ....
秋は漂うもの
木陰の道を蛇行し地の上を這いときには上空を舞う
風とは全く無関係に辺り一面を漂っていて
思いがけない屈折や飛躍をする
動物や植物や人間に時折吸い込まれては
全く無関 ....
今日も俺は社会の中で機能して
機能の回転を続けたまま帰途についた
街はみんな俺の味方だ
働く車、働く店に、働く街灯・信号機
働くこと、役割を果たすことについて
みんな平等で親しい ....
街は色彩と四角形が多い
色と形を捨てた僕は
自動車の中から窓越しに
後ろへと緊張していく風景に
様々な情緒の斑点を投げていった

山道に入ると木々が道路をにらみつける
おびえた道路は身を ....
かんなさんの葉leafさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ブログもツイッターも閉じた日に- 葉leaf自由詩119-5-15
無口ゆえに- 葉leaf自由詩1117-6-11
三十歳- 葉leaf自由詩416-8-5
重さ- 葉leaf自由詩416-1-22
秋に思う- 葉leaf自由詩415-9-17
働くということ- 葉leaf自由詩315-5-27
高原牧場- 葉leaf自由詩909-8-28

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