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その名前で呼ばれるたびに
本当の名前が海の底に沈んでゆく
こうしている間にも
想い出はつくられているというのに
似たような体温で君は僕の名前を呼ぶけれど
君は僕の本当の名前を知らないし
僕 ....
疲れ果てて
色褪せた
繁華街の朝を通り抜け

ガラガラの電車の
ドアのすぐ側の席に座り
手すりに頭を預けたまま
揺られる

 満員電車とすれ違うたび
 何かが足りないような
 そ ....
その初老の男は
いつも存在と不存在の狭間にいて
人の目には映ったり映らなかったりする

日焼けした肌に
極端な自由と不自由を抱えて
真昼の路上に横たわっている
伸ばし放題の髪で

側 ....
僕の名前は皆月零胤 でも名前はまだない



多分それは小学五年の夏休みが折り返した
そんな時期だったと思う
空き地の隅には僕たちの秘密基地があった

それはホームレスのビニールシート ....
二瀬さんの皆月 零胤さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
名前- 皆月 零 ...自由詩4*08-9-11
夏の終わりという駅で- 皆月 零 ...自由詩18*08-9-3
三本足のカラス- 皆月 零 ...自由詩2*08-8-28
クロコダイルの夢- 皆月 零 ...自由詩7*08-8-22

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