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 「どれもすべてたったひとつの生」というhorouさんの散文を読んだ。この人の書き方は、散文と詩の差が非常に少ないように僕には感じられる。その意味では僕は詩として読ませて頂いたと言ってもいいかも ....
パウルス・ポッター

四百年の向こうから牛がしばらく自分を見つめていた
牧草が広がり、緑色から水色に薄い空気が融けていく低い彼方の地平線に建物の塔が棘のように刺さっている
遠く平地から此処まで ....
フラットの窓辺鮒釣りをする月明かり 写真機博物館とわたし



ひとりぼっちなわたしがひとりぼっちだというと
みんながぼくもひとりぼっちですという
じゃあ、わたしひとりじゃないんだ、みんななんだ、というと
みんながすうっ ....
小人




小学生がわたしのとこに来て
キャッチボールしようという
なんで女のわたしときゃっちぼーるなのよ
とおもったけれどいいよ
坊やがじゃあいくよという
ちっちゃなグローブか ....
『インサート』

Hitoshiがうちに遊びに来た。暇。
そしたら、Hitoshiがコンピュータを叩いている。
「なんで、おまえ、こんぷーたー、叩いてるの。」
「いま、休みもらってるけど、急 ....
ほんとのはなし

ねえ、きみ、なんでどっかいっちゃうわけ。ほかの女とさ。ねえ、きみはわたしのこと愛してないわけ。おれさあ、一人しかめぐりあわなかったんだよ。愛してくれるひとにさ。きみだけだよ。 ....
太鼓橋


桂大橋を渡っていくと袂で別れた嘉之さんがたっている。あれ、なぜ来た方に再た引っ返してきたものか、馬鹿だな。嘉之さんにお辞儀してもう一度手を振る。笑って手を振ってくれる。ああ嘉之さんさ ....
百羅漢には百の晩夏の孔雀蝶    静かにも笑い声散る花火かな ぷあるちゃあ



靖一郎がどう考えても判らんという。
そこで城狐が使いに来たと山田さんが言うので、画商の話。
ある男が可哀相な話をというが、僕は聞いてみた。
シャルダンでは時代が違うし ....
カラーボールズ・スマイルをあげるよ。



カラーボールズ が 転んでいる 
心の中の 鏡に たくさん 映る
カラーボールズ が 転んでいる 
深海魚の 胃の 奥 深く 遊泳する
サブ ....
水面球転糸髪竿しなり タイピストとスタイリスト


僕は詩みたいなもんはなんか個人的だなあと思う。じゃあ、僕の思っているような詩の宿命として、個人的だということがあるけれど、それはどういうことなんだろうか。僕がこうい ....
耳たぶを練り餌さにして夜釣り
北村 守通さんのm.qyiさんおすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- m.qyi散文(批評 ...111-12-2
パウルス・ポッター- m.qyi自由詩211-11-4
趣味- m.qyi俳句4*09-5-30
写真機博物館とわたし- m.qyi自由詩7*09-3-25
小人- m.qyi自由詩5*09-3-25
『インサート』- m.qyi散文(批評 ...209-2-8
ほんとのはなし...- m.qyi散文(批評 ...508-11-18
太鼓橋の補記- m.qyi散文(批評 ...1+08-11-18
百の晩夏- m.qyi散文(批評 ...108-11-18
無題- m.qyi俳句608-7-12
ぷあるちゃあ- m.qyi自由詩508-6-9
カラーボールズ・スマイルをあげるよ。- m.qyi自由詩4+08-6-8
KMの初夏- m.qyi俳句3+*08-6-6
タイピストとスタイリスト- m.qyi散文(批評 ...708-3-5
夜釣り- m.qyi俳句806-1-8

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