独り言
つぶやく
誰も聞く人の無い部屋で
頷いているのは
時計の音
お湯の沸く音
窓の外の車の音
明日も
あさっても
その次も
麻痺した言葉は流れ続ける
さらさらと
....
短い夢でした。
幸せな日々は、いつも夢のように醒めてしまいます。
それでも、楽しいと言える日々でした。
だからせめて、ありがとうと言わせてください。
あなたの携帯には
二 ....
今日はただ
あなたの煙草をにぎる手
その手と煙草の箱だけを
じっとみていました
ただ
ただ
涙が流れてしまえばいいのに
と
思っていました
私を見ていないあなた
もっとずっと遠 ....
ひび割れた
石の階段で話そう
どうせなら
星も呼ぼう
僕らも宙に浮いてる
お昼ごはんを
考えるより
大事なことがあるんなら
きっともう
眠ったりしない
....
交差点
ふと立ち止まり
見上げれば
青一色と
白い雲
Date:20th,July 2004
23rd
はじけてSO
大胆に
無我夢中に
走り出せ
いじめられっ子よ立ち上がれ
大丈夫俺もいじめられっ子だった。
だけど自分らしく生きて
そして増えた友達
昔のことなんてどうでもいいし
もう ....
何も無い冷たい朝
青白い何もかも
月明かりを殺して
太陽は上がる前に皆で食べた
闇ではなかった
光りを失ったが
そこは確かに闇ではなかった
太陽の名残か
月明かりの残像か
....
「あなた」の中に
「わたし」がいるかどうかを
知りたくて 書かれる
たくさんの言葉
その中に
わたしは 含まれるだろうか
言葉の中に含まれる わたしは
いま ....
あなたがそばにいるだけでいいのですが
べつにさみしくはないのですが
あなたといっしょになくしたものは
とてもいとおしくて もうとりもどせなくて
いまわたしは
あなたよ ....
愛であろうと
なかろうと
その光りのまばゆさに
私は未来を見る
私は未来に無知である
あるいは愛にも
しかしその光りが
私の深く溝まで
照らし出す時
....
君が好き。
だからギュッと抱きしめて。
君が好き。
だからそっと口づけをして。
君が好き。
だから、ずっとそばにいて。
君が好き。
なのに。
君 ....
幾千幾万の涙をボクたちは忘れた
流させた涙の意味を忘れてしまった
あの光景を…
時が記憶を忘却の彼方に追いやった
あの頃 ボクたちは知らなかったんだ
悲しみ
絶望
....
こつこつ
とんとんとん
いしゃは
わたしのむねを
たたいて
ちょうしんきを
あてたりして
ふむふむ
わけしりがおで
カルテに
なにかを
かきこんでいる
わたしは ....
純粋で
裏の世界なんて
まるで知らない
素直な君
僕は
どっちかというと
素直ではなくて
裏の世界の住人
かもしれない
悪口を絶対こぼさない、
なんてキレイゴト
言えるは ....
匿名のわたしや
偽名のわたし
本名のわたしや
肩書きのわたし
つくりもののわたしや
おもてむきのわたし
どれもこれも
まあまあに わたしなので
ひろいあつめて
あちこちに はりつ ....
「アイタイ。」
そんな事考えてる
逢いたいのか
愛したいのか 判らないけど
「カエリタイ。」
いつもつぶやいている
家に帰りたいのか
ただ還りたいのか 解らないの ....
流しでグラスが割れた
まな板がおもいきり悪く愛をとなえると
こらえきらずにグラスが割れた
数すくない夢を
多角のくちびるに運び疲れ
包丁と見つめあっていたからか
鋭く指に切れ目をつけて流し ....
雨上がりの空に
未来への橋が見えた
小さいころは
追いかけてられたのに
今はもう
追いかける勇気すらない
君を追いかけたかった
君を……引き止めたかった
君を……抱きしめて ....
イヤなコトが続くと
自分の人生は
こんなもんでしかないのか、と
絶望してしまう
いいコトばかりが続くと
こんなにいいことばかりで
いいのだろうか、と
不安になったり
楽しいことも
....
一体何のために生きてるのか
何故苦しい思いをしながら生きるのか
何故自分から茨の道をいくのか
俺にはみんなの生き方がわからない
わざわざ辛い思いして泣いてまでそこまでするのか?
人生楽しい? ....
「勝ち組」 なんて言葉があるが
そんなもの
どうでもいい
認めようと 認めまいと
私たちは 間違いなく
「生き残り組」 だ
街路を覆う銃弾の嵐も浴びず
怨恨のナイフに刺される ....
わたしたちはお互い
愛してるフリ
が得意
やさしい人のフリ
も得意
でも馬鹿じゃできないそういうことが
できるあなたが
わたしは結構
ほんとに好きだったり
するの
だから大丈夫
舞い散る花びらで良い
世界を変える瞬間に
傍にいてくれれば良い
伝わらない感情なんて
要らない
例え離れ離れになっても
伝えに行くわ
この足一つで
空から降ってきたのは
君の ....
日差しが嫌いなわけじゃない
空の青さも胸が痛むほど好きだ
解放された風が窓枠蹴飛ばして入ってくると
愛おしくって笑ってしまう
私には嫌いなものなんてない
ポジティブな思考にリアルは寛大だ ....
何で働くのですか?
何で勉強するのですか?
何で頑張るのですか?
アナタの目的は何ですか?
社会的成功?
夢への実現?
一体何なんですか?
今なお辛くなりながら頑張る ....
雨垂れが髪を伝う 芝刈り機の音は止んでしまった
体に吸い付く服 空に高く抜ける声・声・声・止んでしまった
時はすでに遅く 軒下で震える鼓動は早まり
足止めの靴先で よれる砂利の音と重なる
....
深々と 静寂な
海にたゆとっていたいんだ
言葉の羅列の大通り
耳を塞ぎたいときもある
その合間にも
世界は回転している
触れるのは少し痛そうだから
ベンチに深く沈みこんで
とり ....
空から降ってきた
ちいさな星に
空飛ぶ舟をかしたっけ
ちいさな星は
お礼を言って
ぼくに
ちいさな箱を
くれました
ちいさな星が去った後
そっ ....
美しいものを 握りしめては いけない
すべてを込めて それに触れ
壊れぬように そっと たなごころに乗せ
燃えるようなよろこびを 心に秘めながら
静かに 見つめよう
そし ....
真夜中に
何の前触れもなく
何かが 来て
全て 崩れ去る
拾い集めることができず
崩れたままに ただ座って
何もない 目の前に
目を すえている
かなしめる訳でなく
くるし ....
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